立正大学公開講座「こもり上手となるためには」開催

更新日:令和4年8月28日

斎藤教授による講義の様子
  
  

 品川区は、立正大学心理学部との共催で令和4年8月28日(日)、立正大学心理学部20周年公開講座「こもり上手になるためには」を立正大学品川キャンパス(大崎4-2-6)で開催しました。

 区は、平成25年より同大学と包括的連携協定を締結し、これまで区の地域課題や同大の教育・研究向上のため、相互に協力関係を築いてきました。

 今回の講座では、ひきこもり支援の専門家である筑波大学社会精神保健学 斎藤環 教授を講師に招き、「コロナ後のひきこもりを考える」をテーマに講演しました。オンライン化が進むなど直接人と接する機会が減った現状や、訪問支援など現場の問題等を紹介。当事者と対話する際に気をつけることなど、つながりを失わずに上手にひきこもる方法などについて伝えました。
 
 講演後は、同大学 対人・社会心理学科の高比良教授と昭和女子大学 増渕講師が指定討論者として登壇し、「ひとり時間をもつこと」などについて斎藤教授と論議し、人と人がつながることの意味について参加者とともに考えました。

 講座の様子は、オンラインで生配信され、心理学を学ぶ学生だけでなく、関係者や区民など多くの方がこもり上手になるためのヒントを学びました。