宇宙で活躍するロボットたちを知ろう! 「五反田宇宙ミュージアム」開催

更新日:令和4年9月11日

宇宙や小惑星についての紹介展示 小惑星リュウグウの説明をする吉川さん クイズに答える参加者の様子
対戦も見守る岡本さん 岡本さんとロボット ロボット一緒に体操
オーロラが動いて見えるトリックアート 月面着陸のトリックアート 宇宙船内のトリックアート

 令和4年9月10日(土)、11日(日)の2日間、"宇宙の日”の9月12日に合わせて特別講演とロボットショーを五反田文化センター(西五反田6-5-1)で開催しました。

 プラネタリウムを保有する当センターでは、毎年9月に区民を対象とした宇宙に関するイベントを行っており、今回は子どもたちが宇宙に対する興味や関心を持ち、将来の仕事の選択肢のひとつとなるようにと開催されました。

 10日(土)に行われた特別講演では、宇宙科学研究所「はやぶさ2」ミッションマネージャの吉川真さんが「小惑星探査機はやぶさ2の挑戦」をテーマに講演。宇宙や惑星について説明し、実際に付けられている惑星のユニークな名前について問題形式で紹介した後、「はやぶさ2」のミッションや機械の仕組み、これから求められる役割について話しました。また、はやぶさ2が到達し、サンプルを持ち帰った小惑星「リュウグウ」についても写真等を用いながら詳しく紹介しました。吉川さんが体験談や当時の苦悩などを話すと、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。
 講演を聞いた区内在住の親子は「子供にも分かりやすく解説してくれ、かつ大人にも楽しめる内容でした」「説明してくれた先生のような仕事に就くのもいいなと思いました」と感想を話しました。

 11日(日)には、ロボットショーを開催。ロボットを使ったイベント等を主催する団体「ロボットゆうえんち」の代表を務める岡本正行さんが、ロボットの仕組みや宇宙における役割についてわかりやすく説明したほか、ロボットがラジオ体操やダンスを実演。会場の子どもたちもロボットと一緒に体操したり踊ったりと、楽しみながら最新テクノロジーのロボットについて学びました。他にも抽選で選ばれた10人の子どもたちによるロボットを使った対戦なども行われ、参加した子どもたちは「ダンスなど複雑な動きをロボットができていてすごいと思った」「自分のコントロールでロボットが動くのが楽しかった」と感想を話していました。

 また、同センターのプラネタリウム観覧前後の各20分間、観覧者のみ見学できる特別展示「トリックアートで宇宙体験!」なども実施され、宇宙や天文に親しむことができるイベントとなりました。
 特別展示は10月10日(月・祝)まで開催しています。ぜひ、宇宙体験に出かけてみてはいかがでしょうか。


特別展示「トリックアートで宇宙体験!」
展示期間:令和4年9月3日(土)~10月10日(月・祝)の土・日・祝日のみ
展示時間:プラネタリウム観覧前後20分間
※トリックアート観覧にはプラネタリウムのチケットが必要です