品川区認知症講演会および家族懇親会を開催

更新日:令和4年9月17日

登壇者による発表
講師を務めた酒井院長 登壇者の皆さん 認知症地域推進委員の皆さん


 品川区認知症講演会および家族懇親会を令和4年9月17日(土)、品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」(豊町2-1-30)で開催し、約50人が参加しました。

 この講演会は、9月の世界アルツハイマー月間にあわせて開催したもの。今回は認知症の方をケアしている家族を対象として、認知症専門医と家族を介護している方々による対談を行いました。

 第1部は、認知症疾患医療センターである荏原中延クリニックの酒井隆院長が司会進行役を務め、家族を介護している大山幸子さん、肥後信治さん、野田肇さんが登壇。ケアの心がまえや施設選びの考え方、記録やネットワークづくりの重要性、医師とコミュニケーションを取る際のポイントなどについて、自身の経験談を交えながら紹介しました。

 第2部は、当初家族懇親会を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みて、内容を変更。第1部の登壇者への質疑応答や区の認知症施策の紹介を実施しました。
 質疑応答では、来場者からのデイサービス等への通所拒否がある場合どうしたらよいか、介護を前向きに考えられるきっかけは何かという質問に対して、登壇者が具体的にアドバイスを行いました。
 続いて、区の高齢者地域支援課職員が事業紹介を行ったほか、認知症疾患医療センター職員が同センターの役割について説明。最後に、地域の身近な相談窓口でもある認知症地域支援推進員8人がそれぞれ自己紹介をして、今回の認知症講演会は終了しました。

 この講演は11月頃より、品川区公式YouTubeチャンネルにて配信予定です。

 品川区公式YouTubeチャンネル「しながわネットTV」はこちらから(別ウィンドウ表示)