東大井児童センター 改修工事が終わりリニューアル

更新日:令和4年10月3日

東大井児童センター外観
東大井児童センターと東大井保育園のプレート 館内案内図 センター入り口
フリースペース 親子サロン 相談室
遊戯室 キッチン スタジオ
図書室 工作室 展示コーナー
屋上 太陽光パネル 屋上緑化用スペース

 改修工事のため、仮施設に移転していた東大井児童センター(東大井1-22-16)の工事が終わり、9月20日(火)から元の場所での運営が再開しました。

東大井児童センターは昭和43年(1968年)に開設。施設の老朽化に伴い建て替え工事を行うため、令和2年9月から東大井公園(東大井3-4-4)へ移転していました。今年8月末に工事が終わり、9月中旬に元の場所への引っ越し作業を行い、9月20日より運営を再開。建物の3~4階部分と2階の1室、屋上が東大井児童センターの活動場所。1~2階には東大井保育園が併設されています。同センターのコンセプトは「ものづくり・食育・中高生支援」で、それぞれ特色ある部屋やスペースがあります。

 3階には、自由に机を並び替え、施設利用者が交流できる「フリースペース」や、バンド演奏などのために防音が施された「スタジオ」を整備。多世代が楽しめる場として設計された「ゆうぎ室」は、子どもたちが怪我をしないように、柔らかい木材を利用したフローリングが敷かれ、食育用のキッチンがある「集会室」では、子どもたちが料理やお菓子を作ることができます(現在は感染症対策のため、休止しています)。また、乳幼児親子の交流スペース「親子サロン」があり、さらには火曜日から金曜日まで子育てネウボラ相談員が常駐し、子育ての悩みを相談できる「相談室」も設置しています。
 2階にはものづくり室を設置。工作のつどい“ものづくりマンデー”では、さまざまな工作ができます。また、月曜日以外でも簡単なものを作ることができ、作品は1階エレベーターホールにある展示コーナーに展示されます。
 4階には小中高生がミーティングできる図書室があり、屋上ではバスケットボールやスラックラインができるほか、同センターの横に鉄道の高架線があるため、電車好きにはたまらない絶好のビューポイントとなっています。

 また、太陽光パネルでの自家発電や屋上緑化など、エコにも配慮した施設となりました。

 同センターの八神館長は「この施設が地域の親子や子どもたちにとって安らぎの場所であるとともに、子どもたちの健やかな成長を、地域の方々と一緒に見守ることができるような施設にしていきたいです」と抱負を話していました。