未然に防げ 特殊詐欺被害防止啓発活動を始動

更新日:令和4年10月11日

渡している様子
渡している様子 配っている様子 配っている様子

 近年増加している高齢者を狙った特殊詐欺被害の防止を目的に、新たな啓発活動を令和4年10月11日(火)から11月28日(月)まで区内各地で実施します。

 区ではこれまで、AIを活用した「新型自動通話録音機」を導入。通話内容を解析し、特殊詐欺と疑われる場合には、本人や親族など事前に登録した方に注意喚起メールを送信するAI型対策アダプタの設置補助や自動通話録音機の貸出などの対策を行っていました。

 今回の活動では、公益社団法人品川区シルバー人材センターと4警察署(品川・大井・大崎・荏原)の協力のもと、シルバー会員が注意喚起文の入った黄色いベストを着用して、ATM周辺において特殊詐欺被害防止の啓発チラシ入りウェットティッシュを配布。幅広い世代に向けて啓発活動を行うとともに、携帯電話を持ってATMを利用しようとする高齢者へ声掛け活動も実施します。

 10月11日(火)の、啓発活動に参加したシルバー会員は「いままでも詐欺被害については耳にしていましたが、ここ最近の被害件数の多さに、自分も何かしなければと思い参加しました。少しでも被害が減るように頑張ります」と決意を話していました。

 なお、品川区シルバー人材センターは、令和4年9月16日付で警視庁特殊詐欺被害防止アドバイザーに委嘱されており、本事業に従事するシルバー会員は、同日に行われた荏原警察署の講習を受講し同アドバイザー証の交付を受けています。