O美術館企画展「響 長谷川耕史 書くというプレゼント」

更新日:令和4年10月15日

企画展タイトルの響
書には挫折も卒業もない 企画展全体の様子 図録などが販売されている様子
日本酒「ROKU」 あいさつをする桑村副区長 企画展とそれを見る人の様子
spring has come 長谷川さんと輝関 あいさつをする長谷川さん
フォトセッションコーナーの様子 開会式の様子 長谷川さん小学生の頃の作品




 令和4年10月15日(土)から11月23日(水・祝)まで、O美術館(大崎1-6-2)にて企画展「響 長谷川耕史 書くというプレゼント」を開催しています。

 当企画展は品川区民芸術祭2022の一環として開催。品川区出身で同区で活躍する書家、長谷川耕史さんに焦点を当て、「書」が持つすばらしさを多くの方に知ってもらいたいと、伝統的な書の世界を伝えることにとどまらず日本酒ラベルや西陣織のバッグなど、様々な分野とのコラボレーションを積極的に行う長谷川さんの今までの作品と、これからについて紹介されています。また、長谷川さんが愛用している筆や硯なども展示され、巨大な筆を持って写真が撮れるフォトセッションコーナーも設置されています。
 会期中は、中華料理人の菰田欣也さんや講談師であり声優として活動している一龍齋春水さんを招いたアーティストギャラリートークも2回実施します。

 令和4年10月14日(金)、開催に先立ち同美術館では開会式と関係者への内覧会が行われました。
 はじめに、桑村副区長が「長谷川耕史さんの世界と書の持つ幅広さ、奥深さを堪能してください。品川区としても、文化イベントの開催や支援、区民の皆様が文化により親しみ、参加できる機会を作っていきたいと考えています。企画展を楽しんでいただければ幸いです」と話しました。続いて、O美術館の鳥山館長、品川区議会の本多議長があいさつを行い、最後に長谷川さんが「この日を迎えることができ大変うれしく思います。祖父をはじめ、今まで受け継いできた書を響かせ、継承していきたいという想いを込めてタイトルを「響」としました。書は、見る人により様々な見方があります。ぜひ、墨で書いた黒い部分だけではなく、白い部分の余白を楽しんでほしい。多くの方々に足を運んでいただき、知ってもらえたらうれしいです」と話しました。
 内覧会には多くの関係者がお祝いに駆け付け、長谷川さんがコラボレーションした化粧まわしを使用している現役力士の輝関も訪れました。

 企画展は11月23日(水・祝)まで開催しています。ぜひ、長谷川耕史さんの世界を感じてみてはいかがでしょうか。
 

【O美術館企画展「響 長谷川耕史 書くというプレゼント」】
開催期間:令和4年10月15日(土)~11月23日(水・祝)
開催時間:午前10時~午後6時30分(最終入館は午後6時15分)
休 館 日:企画展開催中は無休
観 覧 料:入場無料