品川区&福井県坂井市連携事業 坂井市区民交流ツアー実施

更新日:令和4年10月10日

丸岡音頭を練習する皆さん
三國地区観光の様子 三國提灯づくりをする参加者 完成した三國提灯を手に記念撮影
東尋坊観光の様子 丸岡城を観光 丸岡古城まつりの鉄砲隊


 坂井市区民交流ツアーを令和4年10月8日(土)~10日(月・祝)に実施し、38人の区民が参加しました。

 品川区と福井県坂井市は、全国各地域がともに発展し、共存・共栄を図ることを目的とした「特別区全国連携プロジェクト」をきっかけに交流がはじまり、令和元年9月5日に連携協定を締結しています。
 今回のツアーは、坂井市の文化・観光・歴史などを知るとともに地元のおまつりに参加し交流することにより、各々の地域の魅力に触れ、絆を深めることを目的に実施しました。

 ツアー初日は、旧岸名家や旧森田銀行などの三国湊町を観光し、昼食は福井県産ビーフを使ったパテと三国産三年子らっきょう、ご飯を練りこんだバンズを使った「三國バーガー」と「揚げ酒まんじゅう」を堪能しました。
 その後、福井県の指定郷土工芸品に認定されている「三国提灯」つくりを体験。子どもたちも自分好みの和紙を選んで楽しく作業し、素敵なお土産になりました。
 今回のツアーの宿泊先である「ちくちくぼんぼん」は、廃校となった小学校をリノベーションした体験型宿泊施設です。夜にはグラウンドの芝生に寝転んで、普段は見られない満点の星空に、参加者から歓声が上がっていました。

 2日目は、現存12天守の1つである「丸岡城」や「日本一短い手紙の館」を見学し、今回のツアーのメインイベントである「第53回丸岡古城まつり」に参加。丸岡藩鉄砲隊による火縄銃砲術儀式の実射(空砲)の演武では、その音と迫力に圧倒されていました。
 その後行われる”総踊り”
に品川区民を代表して参加するため、「丸岡音頭」と「丸岡音頭新バージョン」の2曲を、坂井市役所の職員の皆さんと、多くの市民の方に教えていただきながら品川区の法被を着て練習しました。
 残念ながら雨天のため”総踊り”への参加は叶いませんでしたが、皆さん地元の方との交流を楽しんでいました。

 最終日となる3日目は、あいにくの天候のため、当初予定していた東尋坊遊覧船には乗船できませんでしたが、道の駅などで、3年間土の中で育てられる三国の「花らっきょう」、「丸岡産おろしそば」、「竹田の油揚げ」、甘えび、地酒など、坂井市の特産品の購入を楽しみ、今回のツアーは終了しました。