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環境学習講座「‟じぶんごと”で考えよう!食品ロス削減 ~知る・見る・やってみる~」を開催
更新日:令和4年10月22日









環境学習講座「“じぶんごと”で考えよう!食品ロス削減 ~知る・見る・やってみる~」が、令和4年10月22日(土)に、環境学習交流施設エコルとごし(豊町2-1-30)で開催されました。
この講座は、食品ロスについて学ぶことで、身近なところからの環境対策を考えるために開催。一般応募の区民と品川区環境活動推進会議の委員あわせて13人が参加し、司会進行は同委員の高校生が務めました。
講師は、立正大学法学部の李 斗領(イ ドュリョン)教授です。はじめに、清掃工場でのごみ処理方法や環境対策についての動画を視聴。その後、食品ロスの現状や関連制度、食品ロスを減らす方法などについて講義。講師は、日本の1日の食品ロスは約6万トン、毎日一人1個のおにぎりを捨てている計算になると説明した後、「食事の前と後のあいさつ『いただきます ごちそうさまでした』は、食べ物に感謝して食事をいただく素晴らしい言葉です。感謝の気持ちを大事にして残さずに食べるようにしましょう」と訴えかけました。
続いて、2班に分かれてグループワーク。まずは、この講座で学んだこと・感じた事・自宅でできることなどを各自で考えてメモに書きだし、ホワイトボードに貼っていきます。いろいろな感想や抱負が出たところで、最後に班の代表者が意見をまとめ、プレゼンテーション。「世界の食品ロス事情が分かった」「空腹時に買い物しない」などと発表しました。
参加者は、「学校で最近SDGsについて習いましたが、食品ロス削減がSDGsにつながることが分かりました。『自分にできる小さなことが世界を変える』という言葉が印象に残っているので、食事を残さないなどに取り組んでいきたいと思います」と感想を話していました。