高齢者向け自転車安全利用講習会を実施

更新日:令和4年10月26日

自転車シミュレータをする男性
自転車事故などに関する講義 準備体操 駐車場での実技の説明
健康づくり講座 駐車場での実技講習 職員の前でブレーキ


 高齢者向け自転車安全利用講習会が、令和4年10月26日(水)に大崎警察署 (大崎4-2-10)で行われました。

 この講習会は、東京都生活文化スポーツ局の主催。運転免許を返納した高齢者の方などを対象に、代替交通手段の一つである自転車に安全に乗れるよう、自転車のルールやマナーを学び直してもらうことが目的です。

 はじめに、大崎警察署員や東京都生活文化スポーツ局の職員が講師となり、品川区や大田区での事故発生状況や、「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」の解説、自転車の安全な乗り方などについて講義が行われました。

 続いて、社会福祉法人さくら会 ケアセンター南大井の理学療法士 伊藤さん指導による準備体操が行われた後、3グループに分かれて、実技講習・自転車シミュレータ・健康づくり講座を順番に受講。

 実技講習では、自転車の安全な乗り方講習と、電動アシスト自転車体験を実施。
 ヘルメットを着用し、死角になりやすい危険な状況の確認などを行いながら真剣な表情で運転していました。

 実際の交通状況を再現する自転車シミュレータでは、道路で起こりうる危険な状況などが次々と発生し、事故の危険性について体験しました。

 また、健康づくり講座では、自転車にスムーズに乗るための体を柔らかくする体操について学んでいました。

 講習を終えた参加者は「充実した盛りだくさんの講習で大変勉強になりました。高齢者だけでなくすべての年代の人が参加できる講習があるとよいと思います」と感想を話していました。