鈴ケ森中「防災クリエイティブ部!」始動

更新日:令和4年10月27日

仲尾さんの授業の様子
防災課職員による防災に関する授業 防災クリエイティ部のイメージ図 仲尾さんと生徒たち
クリエイティブツールの画面 仲尾さんが講師をしている様子 集合写真
 
 区内の企業、中学校・高校と連携した新たな防災啓発事業「防災クリエイティ部!」が 令和4年10月27日(木)に鈴ケ森中学校で開催しました。

 この事業は、学んだ防災知識をデジタルソフトを活用し、他者へ伝わるように表現することを目的とした「防災」と「デジタル」を融合した新たな取り組み。区では、今まで防災に触れる機会の少なかった区民に対し「はじめのいっぽ」を踏み出してもらいたいという思いから「ジージョくんのいっぽ」という事業を展開しており、本事業はその一環です。
 
 今年度は、初の試みとして、都立大崎高校と区立鈴ケ森中学校の2校でモデル実施として開始しました。
 はじめに、区内企業であるアドビ株式会社(大崎1-11-2 )協力のもと、防災学習とデジタルソフトのデモンストレーションから成る出前教室を実施。
 
 第一回目の鈴ケ森中学校では、まず防災課の職員が「地震が来た時はどのように対応すればよいか」「備蓄品は何をどのくらい必要なのか」など防災の必要性などを伝えました。
 続いて、同社クリエイティブツールの伝道師である仲尾さんが、「Adobe Express」など様々なクリエイティブツールを紹介。生徒は、ツールを活用した防災について学びました。

 今後は、防災およびデジタルソフトについて課外活動を通じて学習を深め、防災啓発をテーマとしたデジタルポスターまたは動画制作を行い、成果物は令和5年3月開催の「防災フェア」で披露する予定です。
 また、成果物をとおして生徒のみならず家庭や地域社会に防災に対する知識や関心が波及することにもつなげていきます。