文化の日に合わせ 区内の文化財を一般公開

更新日:令和4年11月3日

旧三井文庫第二書庫 外観

旧三井文庫第二書庫 内部 木造阿弥陀如来坐像 居木神社末社厳島神社 (旧松原家屋敷神)
資料を手にする手元 石造狛犬 伊藤博文墓を見る男性
木造五智如来坐像 鏝絵天鈿女命功績図 板垣退助墓

 品川区は、令和4年11月3日(木・祝)~6日(日)の4日間、区指定文化財等を一般公開しました。

 これは、「文化の日」に合わせ普段見ることのできない文化財を公開することで、歴史ある品川の魅力を再発見してもらうことが目的です。

 今回公開された8カ所の文化財の中で、旧三井文庫第二書庫は、令和2年度に国登録有形文化財になっており、三井家の資料を管理する三井文庫の書庫として大正11年に建造。壁で建物を支える壁式鉄筋コンクリート造の建物としては現存する中で最古級といわれています。見学した方は「近くに住んでいるので建物があるのは知っていましたが、中に入るのは初めてなのでとても良い経験となりました」「堅牢な建物を中から見ることができて面白かったです。昔ながらの真鍮の取っ手や鍵穴も興味深かったです」と感想を話していました。

 他にも、初代内閣総理大臣伊藤博文の墓所や養玉院の木造五智如来坐像、寄木神社の鏝絵天鈿女命功績図など、区内の貴重な文化財が公開されました。

【写真2段目左から】
旧三井文庫第二書庫(令和2年度国登録有形文化財):旧三井文庫第二書庫(豊町1-16)
木造阿弥陀如来坐像:行慶寺(戸越2-6-31)
居木神社末社厳島神社(旧松原家屋敷神): 居木神社(大崎3-8-20)

【写真3段目真ん中から】
石造狛犬:戸越八幡神社(戸越2-6-23)
伊藤博文墓:伊藤博文公墓所(西大井6-10-18)

【写真4段目左から】
木造五智如来坐像:養玉院(西大井5-22-25)
鏝絵天鈿女命功績図:寄木神社(東品川1-35-8)
板垣退助墓:品川神社(北品川3-7-15)