やさしい日本語講座「日本語でできる国際交流」

更新日:令和4年11月20日

グループワークの様子
  
  

 やさしい日本語講座「日本語でできる国際交流」を令和4年11月20日(日)開催し、区民30人が参加しました。

 現在、品川区民の約30人に1人が外国人です。このような状況のなか、文化や習慣が異なる外国人が同じ地域で一緒に暮らしていくためにどのようにしたら良いのでしょうか。
 この講座は、外国語が話せなくても外国人とコミュニケーションをとる方法を学び、国際交流のきっかけをつくることを目的に実施されました。

 初めに、講師の株式会社エルロンの竹丸勇二 取締役が「やさしい日本語を使って交流できるようになろう」をテーマに説明。「区内に住む外国人はアジアの国籍の方が多い」「英語より、やさしい日本語が分かる外国人の方が多い」ことなどが紹介され、伝わりやすい簡単な日本語で話す大切さを伝えました。

 続いて、優しい日本語の作り方を学んでから、外国人をゲストにグループごとに国際交流体験。区民まつりの説明や、ゲストの母国の家庭料理や、年末年始の過ごし方など、文化の違う生活について、やさしい日本語を使い交流をはかりました。

 最後に講師は、やさしい日本語は「簡単な言葉を使う」「短い文で話す」「優先順位の高いものを伝える」「文末を最後まで言う」「ゆっくり話す」ことが重要で、やさしい日本語でより多くの外国人と話すことができますと参加者に伝えました。

 参加した女性は「初めはやさしい日本語にするのが難しいかもしれませんが、これからは今日学んだことを生かして工夫し、チャレンジしてみようと思います」と話していました。

(※):「やさしい日本語」とは、日本語に不慣れな外国人にも分かりやすい表現にした日本語です。