八潮としょかんCafe「認知機能を刺激するレクリエーション」開催

更新日:令和4年11月28日

じゃんけんで脳トレをする参加者
講師を務めた結城さん 認知症発症の傾向について説明する様子 参加者の手元の写真
講義を聞く参加者の様子 スライドの写真 仲間外れを探すゲーム


 令和4年11月28日(月)、八潮地域センター(八潮5-10-27)にて八潮としょかんCafe講演会「認知機能を刺激するレクリエーション~クイズ・パズルで楽しもう~」が開催されました。

 この講演会は、認知症予防に効果的と言われている論理的思考や判断力・抽象思考力・記憶力などをクイズやパズルを通して高め、認知症予防を考えるきっかけとするために実施。八潮図書館が主催で、講師は医療福祉学博士であり、介護福祉専門員の資格を持つ結城俊也さんが務めました。

 最初に、結城さんが認知症にかかりやすい人の傾向や特徴を解説。休日や余暇の時間に自分の趣味へと時間を使う人が認知症になりにくい傾向にあり、人と積極的にコミュニケーションをとることが効果的であると説明しました。また、様々な思考力や認知機能を高めるためのクイズやゲームを実施。受講者は集中力や空間認識能力、論理的思考力向上に効果的なパズルや、語彙を増やし日常的に使えるようにするためのトレーニングなどを楽しみながら行いました。記憶力のクイズでは、昔に放映されたCMのフレーズを画面に表示。起用されたタレントや商品名を思い出すゲームも行われ、受講者は積極的に答えていました。

 受講者は「最近仕事を辞めて、忘れ物やうっかりが増えたと感じ、いい機会だと思ったので参加しました。とても楽しく、わかりやすかった。これから少しでも認知能力を衰えさせないように意識して生活していきたいと思います」と話しました。