令和4年度 区内一斉防災訓練を実施

更新日:令和4年12月11日

避難所開設訓練状況を確認する職員
避難所受付け訓練 備蓄倉庫確認 災害時優先電話確認
避難所を視察する区長 地域の方と話をする区長 話を聞く区長
災害対策室入り口 電話で連絡を取る職員 被害状況
消防庁・警視庁・自衛隊・東京都 各機関への割り振り状況 対策を練る職員
各課を回る区長 講評する区長 区長に敬礼

 品川区は、区内一斉防災訓練を令和4年12月11日(日)に実施し、避難所開設運営訓練と災害対策本部訓練に、区民約3,260人、区職員約620人が参加しました。

 一斉防災訓練は、区民・区役所等の関係機関が相互の連携強化を図るとともに、防災に対する意識や地震発生時の対応力を高めることを目的に、毎年12月に行っています。

 今回の訓練は、都心南部直下地震発生3日後を想定して実施。建物の倒壊などで多くの死傷者が出たほか、20万人以上の帰宅困難者が発生するなど、大規模な被害が出たと想定。

 災害時に避難所となる区立学校など43カ所では、町会の方が中心となり避難所開設運営訓練を実施。各避難所では、受付の設営訓練や備蓄倉庫の点検などを行ったほか、災害時優先電話などを確認し、各町会で訓練の内容について意見を交換していました。
 立会小学校、鮫浜小学校、鈴ケ森中学校には、森澤区長が訪問。担当者や地域の方から説明を受けながら、訓練の様子を見学し、「日ごろから顔が見える関係をつくり訓練をしていくことが重要だと改めて認識しました。課題が出た時にはしっかり区と連携し、改善・対応していくことが必要だと思いました」と視察した感想を話していました。

 区役所では、災害対策本部が設置され、被害情報の収集や対応要領などを確認。東京消防庁・警視庁・自衛隊・東京都も訓練に参加し、品川区と連携をとりながら協力し、対応に当たっていました。
 また、庁内各課での訓練を森澤区長が視察。最後に災害対策本部での訓練を確認したあと、「区民の安全安心のため、いつ起こってもおかしくない災害に対応するためにも、シミュレーションや日ごろからの連携など、万全な体制を確立するように、引き続き尽力してください」と講評しました。