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高次脳機能障害者養成サポーター養成講座
更新日:令和4年12月14日
高次脳機能障害者サポート養成講座が、品川区立心身障害者福祉会館(旗の台5-2-2)で令和4年12月14日(水)から始まりました。
この講座は、高次脳機能障害者福祉の啓発や障害者に理解のある支援者を養成するために、品川区障害者地域活動支援センター「逢(あえる)」が主催。高次脳機能障害に関する症状や制度などを学び理解を深め、高次脳機能障害者が住みやすい社会づくりの一助になることを目的としています。
講座は全5回で、初回のこの日は、埼玉県立大学保健医療福祉学部 作業療法学科の石岡俊之 准教授が講師を務めました。
高次脳機能障害者の定義や症状の説明から始まり、記憶障害等の症状がある認知症と高次脳機能との違いや、障害の原因となる疾病によって利用できる福祉サービスの違いなどについて講義。続いて受講者は、高次脳機能の検査に類似した画面に次々と映し出された数字が2つ前の数字と一致しているかを判断する体験をしました。
受講者は「理解しにくい病気だからこそ理解してサポートできればと思い受講しました。認知症との違いなどが学べ、高次脳機能障害について講座をとおして深く知りたいと思いました」と話していました。
今後は、高次脳機能障害者への支援方法や症状ごとの支援例などを学んでいきます。