「ジビエを安全に食べよう~知って納得!ジビエの常識~」開催

更新日:令和6年1月10日

講義の様子の写真
配布物の写真 参加者が配布された資料を見ている写真 真剣に資料を見ている参加者の写真
講座全体風景の写真 スクリーン投影風景の写真 森田教授の写真
スクリーン投影画像アップの写真 熱心に講義を行う森田教授の写真 参加者の写真
 
 「ジビエを安全に食べよう~知って納得!ジビエの常識~」を令和6年1月10日(水)に区役所で開催しました。

 この区民向け講演会は、ジビエの流通が増加しているなか、安心・安全に食べることを目的として、品川区保健所と品川食品衛生協会が共催。
 ジビエとは、シカ、イノシシなどの狩猟の対象となっている野生鳥獣、またはその肉を意味します。近年、我が国ではシカやイノシシなどによる農作物の被害が大きな問題になっており、野生動物の捕獲を進める一方で、害獣とされてきた野生動物が、食文化をより豊かにしてくれる味わい深い食材であることから、山間部を活性化させる地域資源として、利用が広まっています。

 講師の麻布大学公衆衛生学第二研究室の森田幸雄教授は、昭和60年度から平成20年度まで、群馬県職員として家畜衛生や食品衛生に関わってきた現場を知るスペシャリスト。講義では、野生鳥獣による農作物被害を減らすためにもジビエの利用拡大が推進されていますが、食肉処理業で解体されたジビエでなければ利用してはいけないことを説明。解体のスライド等を用いながら、シカやイノシシは、家畜の牛・豚と同様の食肉処理が必要なこと、そして寄生虫・菌・ウイルス等さまざまな感染症のリスクを理解し、食する際は必ず十分に加熱して食べることを具体的に伝えました。

 講義後の質疑応答では、質問者に対して森田講師が一人ひとり丁寧に回答を行い、質問者は満足げな様子でした。参加者は「ジビエを食べたいという気持ちと、危険だという情報が両方あり、実際のところどうなのかと思い参加しました。想像以上に知らないことが多く、大変勉強になりました。面白かったです」と感想を述べていました。