令和6年品川区二十歳の集い(旧：成人式)を令和6年1月8日(月・祝)にきゅりあん(東大井5-18-1)で開催しました。

　民法改正により令和4年4月から成年年齢が18歳に引き下げられましたが、成人式の名称を「二十歳の集い(はたちのつどい)」とし、従来通り20歳の方を対象に式典を実施しています。
　今年度20歳を迎える区民は約2,700人。「二十歳の節目にまた集う ～さらに広がる わ！ しながわ～」をテーマとして、「大崎地区・荏原地区」と「品川地区・大井地区・八潮地区」にお住まいの方で分け、1,500人以上が参加しました。しながわ観光大使見習い「ハタチの龍馬」も参加し、一緒に二十歳を祝いました。

　公募により、区内在住で今年度二十歳を迎える方が実行委員となり、イベントの企画・運営を担当。 今年度は男女合わせて12人の実行委員が昨年の8月から準備を進めてきました。実行委員の小出英慈さんは「一生に一度しかないこの機会なので、ぜひともと参加しました。イベントの裏側を知ることもできて、とても楽しい経験になりました」と語り、同委員の井野川玲奈さんは「中学から他の学校に行ってしまったので地元の友達とのつながりが薄くなっていましたが、司会をやったことでたくさん声もかけてもらえてうれしかったですし、他の大学の友達もできて楽しかったです」と心境を語りました。

　式典では森澤区長が「まずはこれまでの20年を支えてくださった方々に感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。そして、少しでも興味を持ったことへ行動を起こすことを大切にしてください。何か選択を迫られたときには、自分の心が動く方向を選択することをおすすめします。自分の心に従って進むことで、自分らしい人生につながっていくと思います」と励ましの言葉を贈りました。
　渡辺区議会議長が「20代で意識するとよいのではと浮かぶキーワードは、自己責任と助け合いです。皆さんの歩む道に試練や困難があっても、常に希望と充実感が大きく上回るものであると期待しています」とあいさつ。
　そして、実行委員の鈴木響さんが「お祝いの言葉をいただき、これまでの20年間、本当に多くの方々に支えられてきたことを改めて実感しました。今後は私たちも多くの人を支えていけるよう、がんばりたいと思います」と抱負を述べました。

　大ホールのステージ両脇には品川女子学院フラワーアレンジメント部によるお祝いの作品が展示され、吹奏楽部が二十歳を迎えた方々を祝福する演奏を披露。また、SEGA SAMMY LUXも登場。圧巻のダンスパフォーマンスで祝福し、二十歳の皆さんに温かいメッセージを送りました。
　7Fイベントホールでは、区立学校時代の恩師や同級生と再会できるブースが設けられ、 記念撮影を楽しんだり、思い出話をしたり大盛況でした。

　参加者は「ひさしぶりに友達に会えてうれしかったです」「夢を持って行動していきたいと思います」と喜びと抱負を語っていました。

　二十歳の集い記念式典の動画 第1部「大崎地区・荏原地区」はこちら（別ウィンドウ表示）

　二十歳の集い記念式典の動画 第2部「品川地区・大井地区・八潮地区」はこちら（別ウィンドウ表示）