エコルとごしで「紙コップスピーカー作り&オンライン交流会 ~高知県に住む小学生とつながって~」を開催

更新日:令和6年1月6日

子どもが紙コップを耳にあてている写真
会場全体の風景の写真 スクリーン投影の写真 コイルを巻いている写真
銅線をねじっている写真 銅線を磨いている写真 オンラインで説明を行っているスクリーン投影の写真
完成した紙コップスピーカーを耳にあてている写真 記念撮影の写真 完成品にデコレーションしている写真
 
 「紙コップスピーカー作り&オンライン交流会 ~高知県に住む小学生とつながって~」を、令和6年1月6日(土)に環境学習交流施設エコルとごし(豊町2-1-30)で開催しました。
 
 この講座は、エコルとごし初の試みで、SDGs 目標4「質の高い教育をみんなに」 を子どもたちが知るきっかけとすることを目的として、高知県佐川町にある『さかわ発明ラボ』、大分県日出町にある『ソニー・太陽株式会社』、『エコルとごし』の3カ所をオンラインでつないで実施。

 佐川町は森林率70%の自然豊かな町で、区と連携協定を締結している高知県にあります。『さかわ発明ラボ』は、ものづくり施設としてデジタル工作機など最新の機械が揃い、”ものづくりを通じて豊かな心を育んでもらいたい”という想いから、子どもたちがのびのびと発想できる場を提供しています。
 紙コップスピーカー作りの講師を務めたのは、ソニー・太陽株式会社の佐藤祐親さん。同社は音の入口(マイクロフォン)と出口(ヘッドフォン)の先駆者で、SONYのロゴを見たことない人はいないであろう、音づくりのスペシャリストです。多くのミュージシャンが愛用しているマイクも、ここで作られています。
 佐藤さんの丁寧な説明を聞きながら、子どもたちは夢中になって作業。自分の力でコイルを巻き、銅線を磨き、オーディオケーブルを取り付け、最後に紙コップの振動板を貼り付けて紙コップスピーカーが完成しました。高知県の「さかわ発明ラボ」でも、同時に工作を実施。完成したスピーカーからは無事に音楽が鳴り、子どもたちは驚きやうれしさでいっぱいの様子でした。
 
 工作の後は、品川区、高知県佐川町、大分県日出町のご当地クイズをオンラインで開催し、会場は大いに盛り上がりました。記念撮影後は、作ったスピーカーにシールを貼り、装飾しました。
 参加した男の子は「楽しかった。コイルを巻くときがちょっとむずかしかった。振動して音が鳴るのもわかった」と楽しそうに感想を話していました。