災害時の片付けごみ収集運搬について 資源回収業者と協定締結

更新日:令和6年1月17日

協定書を持って記念撮影
協定書にサインをする区長と理事長の画像 協定締結について話している区長の画像 話をする永井理事長らカムズの皆さんの画像

 資源回収を委託している品川区リサイクル事業協同組合カムズと「災害時における資源収集事業の取り扱いに関する協定」を令和6年1月17日(水)に締結しました。

 大規模な地震等が発生した際に損壊家屋から排出される家財道具などの片付けごみは、区が公園等に設置する地区仮置場に区民自らが運び出すことになっており、そこから一次仮置場や処分場等への運搬は、区が担う計画となっています。しかし、災害により破損した粗大ごみを多く含むことから、通常の清掃車両では収集することが困難であるという課題がありました。その解決のため、片付けごみを収集可能な普通貨物車・軽四輪貨物自動車を複数台所持し、運転手および資源回収職員を有している同組合との協定締結に至りました。

 協定に基づき、平常時に資源回収業務を行っている同組合の人的・物的リソースを災害時の片付けごみ収集運搬に活用。既存の資源回収業務を一時的に停止し、発災直後から排出される災害時の片付けごみの収集運搬に切り替えます。

 森澤区長は先日の能登半島地震の被災者に対しお見舞いの言葉を述べたあと、「区内の道路について詳しい皆さんと協定を結べたことは非常に心強いです。被災時のご協力、よろしくお願いします」と話し、同組合の永井栄一理事長は「平時の資源回収業務のおかげで、我々は区内の細かい道路にもかなり詳しいです。区内事業者としての強みを生かし、区と力を合わせて災害時片付けごみの収集運搬に取り組んでいきます」と応えていました。