台場小学校で人権学習会「デフビーチバレーボール」を実施

更新日:令和6年1月19日

デフビーチバレーを体験している様子の写真
体育館で話を聞いている様子の写真 あさい選手の写真 真面目に聞いている生徒の様子の写真
手話で拍手している様子の写真 講座で話している様子の写真 バレーを練習している様子の写真
練習している様子の写真 バレーの試合をしている様子の写真 お礼の手話をしている様子の写真

 人権学習会「デフビーチバレーボール」を令和6年1月19日(金)、台場小学校(東品川1-8-30)で実施しました。

 この学習会は、講師の講演から、諦めないで挑戦することの大切さについて考えるとともに、自分自身の生活をふり返ることで、台場小のスローガン「自分も大事、友達も大事、認め合い」についての理解を深め、障害者スポーツへの関心を促すことを目的に行われました。

 講師を務めたのは、株式会社INPEX東京都聴覚障害者連盟男子バレーボール部デフビーチバレー強化指定選手の瀬井達也さん。
 前半は全児童向け講演会として、1~4年生は各教室でZoomによる視聴、5・6年生は体育館で瀬井さんの話を聴きました。瀬井さんは用意したスライドで、ともにデフビーチバレーをプレーしている選手を紹介しながら、聴覚障害にもいろいろなケースがあることを説明。聴覚障害者とのコミュニケーションでは、本人にどのような方法(口話・筆談など)が望ましいかを確認することの大切さを児童たちに伝えました。また、聴覚障害者のオリンピックとしてデフリンピックがあることを児童たちに話し、東京2025デフリンピックの応援を呼びかけました。
 後半の実技指導では、初めに一般的な屋内競技のバレーボールと屋外競技であるビーチバレーの違いを実演で解説。ウオーミングアップの後は、児童たちをチーム分けして、パスをつなぐ練習を行いました。練習後、代表者がお礼の言葉を述べると、児童たちは手話を交えて瀬井さんに感謝の気持ちを伝えました。

 参加した児童は「やってみたら、皆とつなぐとか協力するのがすごく楽しかったです」「室内のバレーボールはやっていますが、屋外で行うことや2人でプレイすることから、つなぐという意識が大事なことを学べました」と感想を話していました。