高齢者等地域見守りネットワーク懇談会を初開催

更新日:令和6年1月30日

フリートークで話し合う参加者の画像
開会直後の会場広めの画像 あいさつする福祉計画課長 説明する支え愛ほっとステーションのスタッフの画像
話を聞くグループの画像 意見を述べる参加者の画像 フリートークタイムの広めの画像  
グループで意見交換する画像 まとめた意見を発表する代表者の画像 意見発表する会場広めの画像

 高齢者等地域見守りネットワーク懇談会を、令和6年1月30日(火)に中小企業センター(西品川1-28-3)で開催しました。

 高齢者等地域見守りネットワーク事業とは、ひとり暮らし高齢者等が住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けられる地域社会づくりを目指し、高齢者等の見守りを通じて、異変を早期に発見し、孤独死を防ぐこと等が目的。品川区では、訪問・宅配事業者等の通常業務の中で、「新聞や郵便物がたまっている」「テレビの音がするのに反応がない」といった異変を察知した場合、区に連絡することを取り決めた協定を民間事業者・品川区社会福祉協議会・品川区の三者で締結しています(令和6年1月末現在 25事業者)。
 
 この懇談会は協定締結を開始してから初めての開催となり、12事業者合計18人が参加。はじめに支え愛・ほっとステーションの職員が、高齢者等地域見守りネットワークの事業概要のほか、品川区社会福祉協議会や支え愛・ほっとステーションの活動内容について説明しました。また、協定を締結している事業者からの連絡・相談により地域での見守りや安否確認につながった事例を紹介。

 懇談会の後半では、支え愛・ほっとステーションの職員が進行役となり、グループごとに各事業者の見守り活動の取組みや、どのような異変を感じた際に連絡・相談をしているかなどについて意見を交換しました。グループでまとめた意見を代表者が発表し、見守り活動の現状や課題等を参加者全員で共有。「異変に早期に気づくことと専門機関による適切な対応」「どこに連絡・相談したらよいのかを把握すること」が最も重要であるということ、また、地域による見守りネットワークの構築を民間事業者・品川区社会福祉協議会・品川区の三者で推進していくことを確認しました。

 参加した事業者は「他業種の方々の見守りの意識について知ることができよかった」と感想を述べていました。