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超短時間雇用シンポジウム 開催
更新日:令和6年1月29日







令和6年1月29日(月)、大崎ブライトコアホール(北品川5-5-15)で品川区超短時間雇用シンポジウムを開催しました。
区では、障害者の就労促進の取り組みを進めるため、令和5年度より長時間の就労が難しい障害者等に超短時間(週20時間未満)の就労機会を提供できるよう、区内の就労環境を分析し、モデル実施に取り組んで参りました。
今回のシンポジウムでは、企業や区民等に広く周知することにより、障害のある方の多様な働き方のさらなる推進が目的で、「超短時間雇用」のモデルを開発した東京大学先端科学技術研究センター 近藤 武夫教授に、その働き方について講演してもらうとともに、区内でマッチングに成功した事例報告などを行いました。
初めに、森澤区長が「区としては多様性を認め合い、障害の有無にかかわらず共に活躍できるインクルーシブな社会を目指し超短時間雇用の導入を進めています。さらなる共生社会の推進を目指して区から全国に超短時間雇用を広めていきたいと考えております」と挨拶。
講演では、近藤教授が超短時間雇用で働いている人にはどんな人がいて、どのように働いているのかを事例を交えて話すとともに背景にある考え方を説明。最後に、地域全体を巻き込み進めることが重要であると話しました。続いて、障害児通所支援事業所ちびっこタイム品川やジャパンフリトレー株式会社から、実際に超短時間雇用を導入したメリットなどの感想が述べられました。最後に行ったトークセッションでは、各職場での働きや今後の展望についても意見交換が行われました。
参加者は「一緒に働いているイメージがわき、とても勉強になりました」と話していました。