令和5年度 講演会「猫の健康について」を開催

更新日:令和6年2月3日

教室の様子の写真
講師の顔写真 質問している様子の写真 当日配られた資料の写真

 令和6年2月3日(土)、令和5年度 講演会「猫の健康について」を、大崎第二区民集会所(大崎2-9-4)で開催しました。

 この講演会は、すでに猫を飼っている方やこれから猫を飼おうという方が、猫への責任ある愛情のかけ方など基本ルールを知るきっかけとすることを目的に、(公社)東京都獣医師会品川支部に所属している谷口 史奈 獣医師を講師に迎え、行いました。

 講演では、まず猫を飼う上での三原則「室内飼育」「身元表示」「不妊手術」について説明。まず、室内飼いの必要性について、デメリットとその解決方法の説明を行いました。また、品川区と獣医師会の共同事業である「猫の不妊手術助成制度」も紹介。続いて、健やかに猫を育てるために健康診断の重要性、食事、病気について解説。病気を隠す動物である猫だからこそ、年に1回は健康診断、総合栄養食のドライフードと水分補給のためのウェットフードを上手に組み合わせること、また、病気予防のためにワクチンを打つことの必要性を説明しました。あわせて、室内飼育での異物誤食や中毒への注意点、下部尿路や腎臓など気をつけたい猫特有の病気と、その早期発見方法を紹介。最後に動物病院の選び方と、かかり方、大規模災害時の備えなどについての説明がありました。谷口先生への質疑応答の時間もあり、参加者はメモを取りながら熱心に聞きいっていました。

 参加者は「とても分かりやすくて参考になりました。いま飼っている2匹に長生きしてもらいたいです」と話してくれました。