区が一丸となって都市ブランディングに取り組む意識を醸成するため、職員向け「都市ブランディング キックオフ講座」を令和6年2月13日(火)に開催しました。

　区は、平成27年度からシティプロモーションを推進し、世論調査による定住意向が9割を超えるなどの成果をあげてきましたが、その要因の多くは、交通の便が良いなど、機能的な価値が占める割合が大きくなっていました。今後はさらなる区の価値を向上させるため、区民の理解や共感のもと、未来に向かって情緒的な価値を創ることで、区のイメージを高める都市ブランディングを開始します。

　都市ブランディングを始動するにあたり、長野市や富山県のブランディングに実績がある、株式会社ニューピース（上大崎）のマネージャーを講師に招いて「なぜ都市ブランディングが必要なのか」などについて講義を行い、職員の理解・浸透を図りました。

　森澤区長は、「品川区には地域をよくしたいと熱い想いを持って活動している区民が多く、品川に対する愛に溢れています。品川区をもっと良くしたい、繋がっていたいとの区民を有機的につなげてシビックプライドをさらに高めていき、自分たちのまちを自分たちでつくりあげようとする思いも育んでいければと思います。そこに、区内外から人が集まり、新たな出会いや挑戦が生まれるワクワクできるような品川区を未来へ創っていけたらいいなと思いますので、これから1年かけて行いますのでどうぞよろしくお願いいたします」とあいさつをしました。