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第39回品川区防災フェアを開催
更新日:令和6年3月9日
















第39回品川区防災フェアを、令和6年3月9日(土)にしながわ中央公園(西品川1-27)・中小企業センター(品川1-28-3)・しながわ防災体験館(防災センター2階)を会場に開催しました。
このイベントは、体験しながら防災について学ぶことで、過去の震災の教訓を忘れず、防災力をより高めることが目的。東日本大震災の起きた3月11日に近い土曜日に、警察署、消防署、自衛隊、防災関係機関などと協力し、毎年行っています。
中小企業センターで行われたオープニングセレモニーには、防災関係機関、防災区民組織の関係者が列席。式の冒頭では、1月1日に発生した能登半島地震で亡くなられた方へ、1分間の黙とうが捧げられました。
続いて森澤区長が「区民の皆さまの生命を守るべく、防災対策はもとより、地震や水害など災害に強い安全・安心なまちづくりを皆さまとともに一層協力して進めていきたいと思います」と力強くあいさつ。その後、長年にわたり区民消火隊員、ミニポンプ隊員を務めた方へ、森澤区長から感謝状が贈呈されました。
しながわ中央公園では、AEDによる心肺蘇生訓練や大地震の揺れを体験することができる地震体験車訓練のほか、はしご車の乗車体験などを実施。訓練実演では、中小企業センターの屋上からロープを使った要救助者の高速壁面降下による救出が披露され、見学した方々から大きな拍手が送られました。
しながわ中央公園で予定されていた「防災ヒーロー入団試験」は強風のため中止になってしましましたが、「防災チャンバラ」と「防災サッカー」は開催。多くの子どもたちが参加し、スポーツを楽しみながら防災について学んでいました。
中小企業センタースポーツ室では、避難所生活体験として、ワンタッチテントや災害用トイレを紹介。また「避難所開設・運営イメージゲーム」と題したワークショップも行われ、大崎高校防災活動支援隊の皆さんと区民が参加し、熱心に取り組んでいました。参加者は「こうしてシミュレーションすることで、実際の災害時にどう行動すれば良いか、とても勉強になりました」と話していました。
しながわ防災体験館では、ロープワークを使ったアクセサリーづくり体験などを実施。
また、午前10時20分ごろから5分程度、区役所内の臨時スタジオよりケーブルテレビ品川・FMしながわへの割込放送訓練を実施し、有事の際の臨時割込の手順などについて確認を行いました。