木の温もりで実現するウェルビーイング 高知県・高知県木材協会と木材利用に関する協定を締結

更新日:令和6年3月18日

締結関係者全員で記念撮影する画像
締結書に署名する森澤区長と高知県知事などの画像 署名する森澤区長の手元の画像 署名する高知県知事の画像
あいさつする森澤区長の画像 あいさつする高知県知事の画像 締結書を持って記念撮影する画像
協定書の画像 杉でできたペンの画像 かんな屑と和紙でできた模造花束の画像
高知県知事がしさつする様子の広めの画像 高知県産スギと高知漆喰のプレートの画像 説明を聞く高知県知事の画像

 品川区は、令和6年3月18日(月)に、高知県および一般社団法人高知県木材協会(以下、「木材協会」という。)と「品川区及び高知県における木材利用促進等に関する協定」を締結しました。

 今回の協定は、「品川区と高知県との連携に関する協定」(平成30年9月7日締結)に基づき、森林率全国1位の高知県および同県内団体・企業で構成され、同県産の木材の素材生産・製材・流通を担う木材協会と品川区の3者が連携し締結。
「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」の基本理念にのっとり、都市と地方の連携のさらなる深化および具現化につながる木材利用の推進を図ることが目的。このような都市山村間での木材に関する協定は全国的にも珍しく、都外の地域産木材利用に関する協定の締結は、品川区では初となります。

 締結式は、令和5年1月20日に竣工し、令和6年10月に開設する品川区児童相談所(北品川3-10-9)で実施。同施設は高知県産の木材をふんだんに使った温かみのある施設です。この日は特別に、
高知県のスギで作ったペンで協定書に署名したほか、かんな屑と和紙で高知県の職人が作った模造の花束が飾られました。
 
 森澤区長は「高知県の木材を区施設に使用することは、共存共栄やSDGsの観点からも意義があると思います」とあいさつ。濱田高知県知事は「両者の連携を深める意味でも、今回の協定は相互に有益な協定」と話し、小川木材協会会長は「高知県の木材産業従事者を代表して、お礼を申し上げます」と述べました。

 締結式に先立ち、濱田高知県知事が環境学習交流施設「エコルとごし」(豊町2-1-30戸越公園内)を視察。品川区と交流のある自治体と「絆」をつなぐ拠点をめざす同施設では、壁の一部に高知県産のスギや高知漆喰を使っており、濱田高知県知事は、区職員の説明を聞きながら熱心に施設内を見学していました。