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伝統芸能を堪能 「第21回 江戸里神楽を観る会」を実施
更新日:令和6年3月17日







令和6年3月17日(日)、「江戸里神楽を観る会」が、六行会ホール(北品川2-32-3)で開催されました。
このイベントは、里神楽を伝承する間宮社中と品川区教育委員会の共催で毎年実施されるもの。国指定重要無形民俗文化財である「江戸の里神楽」を多くの人に知ってもらうことが目的で、今回は21回目の開催となります。
間宮社中は、多くの神社で演じられた「江戸の里神楽」を現在に伝承し、神話に基づいた演目を上演。間宮社中の「江戸の里神楽」は、区内で唯一、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
今回は、第一座では、古事記の国譲りの場面を神楽にしたもので、国譲りにかかわる四柱すべて登場する「高天原神集・評定の場」を上演。
第二座では、竹内宿禰に謀反の心があるとの訴えがあり、盟神探湯正邪を決するという内容の「兄弟探湯」を上演しました。また、東京都指定無形民俗文化財に指定されている品川神社太太神楽の中から「翁の舞」も演じられました。
鑑賞した方は「能とはまた違った、古来から神社で行われてきた神楽という芸能は感慨深かったです。初めて来ましたが、品川にこうした文化があることは誇らしいですね」と、感想を話していました。