しながわ防災学校×立正大学「語り部~能登半島地震~」開催

更新日:令和7年3月15日

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 令和7年3月15日(土)、立正大学 品川キャンパス(大崎4-2-16)にて、しながわ防災学校×立正大学「語り部~能登半島地震~」を開催し、区民や関係者45人が参加しました。

 しながわ防災学校では、さまざまな講義や体験を通じて防災の知識や技術の習得を図り、品川の地域防災力を向上させる人材として「しながわ防災リーダー」の育成を目指しています。一般向けコースは毎回さまざまなテーマを設定し、外部講師の専門的な内容や被災経験などの話を通して学びを深める内容となっています。
 今回は、令和6年能登半島地震を経験された石川県七尾市の山本直樹さんが、発災してからの能登について実体験に即した内容を講演。山本さんは、発災直後どんな行動をしたのか、避難生活をどのように乗り越えたのか、そして地域の人々で力を合わせ「日本一の避難所」にしようと積極的に避難所運営に関わったことを話し、最後には多くの方々からの支援に感謝を述べました。

 後半は能登の復興ボランティアに参加した立正大学の「学生団体つむつむ」に所属する、磯貝まことさん、梅澤里菜さん、野口永遠さんが、被災地でどのようなボランティア支援を行ったのかを紹介。磯貝さんはボランティアのニーズを見つけるためのローラー作戦を通して地域における人のつながりの強さを感じ、また梅澤さんは能登の方々が大事にしている輪島塗の洗浄を行うことで、文化や思いを継承することも災害ボランティアになると感じたことを話しました。