「認知症とともに生きるまちへ!」地域ミーティング

更新日:令和7年8月20日

参加者にインタビューする画像

講義の様子の画像 講義をする町永さんの画像 認知症基本法の理念を説明する町永さんの画像
グループミーティングの様子 グループミーティングで意見を述べる参加者の画像 感想を述べる参加者の画像
感想を述べる参加者の画像 参加者全員での集合写真 お見送りの様子
 
 令和7年8月20日(水)、「認知症とともに生きるまちへ!」地域ミーティングが品川介護福祉専門学校(西品川1-28-30で開催され、当事者をはじめテーマに関心のある方50人が参加しました。
 
 この催しは、NHK厚生文化事業団が主催し、品川区と社会福祉法人 新生寿会が共催。講師はNHK「福祉ネットワーク」キャスターを長年務めた福祉ジャーナリストの町永俊雄さんで、グループミーティングに先立ち『「認知症とともに生きる」とは?』という題で講演し、認知症の人が自分らしく安心して生きられるまちは、全ての人が安心して生きられる地域共生社会であるとわかりやすく説きました。

 6班に分かれたグループミーティングでは、認知症の人、その家族、福祉関係者、学生や地域の方など様々な立場の人が、互いに地域のことや自分の考えなどを自由に語り合いました。「安心して認知症になれるまち」などをテーマに話し合い、ミーティング後は特に意見をまとめることはせず、町永さんが各班の数人にマイクを向け、さまざまな視点や意見があることを参加者が共有しました。

 最後に町永さんより、人それぞれ多様な考えがあることを知ることが共生社会の一歩であり、ゴールはなく、プロセスが大切であることを参加者へ伝え、終了しました。品川区の認知症啓発キャラクター「くるみちゃん」も登場し、認知症の啓発グッズを配布しながら参加者をお見送りしました。