今回の春の企画は「海で遊ぼう！」というテーマのもと、三浦海岸で地引網とバーベキューを行いました。
バス2台で武蔵小山を出発し、現地までの車内では『自己紹介』や『なぞなぞ』などをして、参加者を飽きさせないよう楽しく過ごしました。
　
三浦海岸到着後、開会式では荏原第一地区委員会会長、荏原第一地域センター所長の挨拶に続き、実行委員長が1日のタイムスケジュールと注意事項を説明しました。
開会式終了後、まずは海岸で『人間ジャンケン』や『宝探しゲーム』などレクリエーションを行いました。人間ジャンケンでは、参加者を3つのグループに分け、それぞれのグループで何を出すか相談しジャンケンをしました。宝探しゲームでは、子ども達は砂浜に隠されたフィルムケースを一生懸命に探し、見つけたときは歓声を上げ、誇らしげに保護者に見せていました。
　
レクリエーションの後は本日の目玉である地引網です。船が海に出て網を張り、その網を左右に分かれて引きました。網はとても重く、大人でもかなり力のいる作業でしたが、子ども達は「重いけど、楽しい」と、一生懸命引いていました。網が近づくにつれて魚が入っているか心配しましたが、網の中の魚を見とたん、「魚だあ！」と大歓声が上がりました。次々と魚が網にかかっており、旬のいわしをはじめ、大人二人がかりでも持てないほどの樽一杯分の魚が獲れました。　
その後は、昼食のバーベキューです。町会や仲間ごとの台に分かれて始まりました。肉、野菜、やきそばなど食材が豊富にあり、さらに先ほど獲った魚も焼きました。大人が率先して食材を焼いたりと、参加者は家族や友達と思い思いにテーブルを囲んでいました。

昼食後は三浦漁港の市場へ。こちらは新鮮な魚介類が安く豊富に並んでおり、参加者はあちこち見て回り、夕食のメニューにも役立てようと買物を楽しんでいるようでした。

海で思い切り遊び、また、みんなで協力して網を引いて生きた魚に触れるという貴重な体験ができ、子ども達にとって日常生活では味わえない楽しさを伝えることができた事業となりました。