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おめでとうございます「秋季善行表彰」(荏原第一)
更新日:平成28年12月16日
明るく住みやすい社会づくりに努め、国の発展に寄与した方に表彰される一般社団法人日本善行会の「秋季善行表彰」が、11月26日(土)に明治神宮参集殿で行われました。
全国の表彰推薦者数およそ460件のうち品川区からは2名の方が受賞され、荏原第一管内は荏原3丁目にお住まいの小西久(こにし・ひさし)さんが表彰されました。
小西さんは、平成18年から荏原平塚学園(旧品川区立平塚小)の通学路に立ち子どもたちの見守り運動に努めている他、消防副分団長として防災訓練や救命救急講習などを行い、地域の安全に貢献しています。
荏原第一地域センターでは、小西さんの見守り運動の様子を取材させていただき、お話しを伺いました。
全国の表彰推薦者数およそ460件のうち品川区からは2名の方が受賞され、荏原第一管内は荏原3丁目にお住まいの小西久(こにし・ひさし)さんが表彰されました。
小西さんは、平成18年から荏原平塚学園(旧品川区立平塚小)の通学路に立ち子どもたちの見守り運動に努めている他、消防副分団長として防災訓練や救命救急講習などを行い、地域の安全に貢献しています。
荏原第一地域センターでは、小西さんの見守り運動の様子を取材させていただき、お話しを伺いました。
毎朝の見守り運動
日中は買い物客で賑わう武蔵小山商店街。朝は、サラリーマンや子どもたちが駅や学校へと向かう通勤・通学路です。足早に歩く人々が交差する風景に、小西さんの声が響きます。
「おはようございます」、「気を付けていってらっしゃい!」。
小西さんは、10年前から毎朝この場所で、登校する児童・生徒たちに声かけをしながら見守り運動を続けています。
「あの子も入学当初はお母さんと登校していたんだけど、もうあんなに大きくなったんだよね」。そう話す小西さんは、まるで我が子の成長を見つめるかのような温かい眼差しです。
「おはようございます」、「気を付けていってらっしゃい!」。
小西さんは、10年前から毎朝この場所で、登校する児童・生徒たちに声かけをしながら見守り運動を続けています。
「あの子も入学当初はお母さんと登校していたんだけど、もうあんなに大きくなったんだよね」。そう話す小西さんは、まるで我が子の成長を見つめるかのような温かい眼差しです。
小西さんが運動を始めたのは、平成18年に校区外部評価委員に委嘱されたことがきっかけでした。これは、学校と地域住民が一体となって学校運営の改善や子どもたちの健全育成に取り組み、共に学校づくりを進めていこうと設置された制度です。小西さんは、学校教育に関わる上では、子どもたちのありのままの姿を知ること、そしてコミュニケーションを取ることが何よりも大切だと考え、毎朝通学路に立ち運動を始めました。
最初は恥ずかしくて何も言えない子どもが多かったそうですが、次第に自分から「おはようございます」と挨拶をしたり、小西さんが風邪で休養した翌日は「昨日はどうしていなかったの?風邪は大丈夫?」と心配するなど、子どもたちからも話しかけてくるようになりました。何気ない会話も、子どもたちにとっては1日のはじまりとして定着し、小西さんにとっても元気をもらえるひとときです。
取材をした日も、子どもたちが嬉しそうに小西さんとハイタッチする姿が見られ、登校に付き添う保護者からは「いつも立っていてくださるのでとても安心です」という声が聞かれました。
最初は恥ずかしくて何も言えない子どもが多かったそうですが、次第に自分から「おはようございます」と挨拶をしたり、小西さんが風邪で休養した翌日は「昨日はどうしていなかったの?風邪は大丈夫?」と心配するなど、子どもたちからも話しかけてくるようになりました。何気ない会話も、子どもたちにとっては1日のはじまりとして定着し、小西さんにとっても元気をもらえるひとときです。
取材をした日も、子どもたちが嬉しそうに小西さんとハイタッチする姿が見られ、登校に付き添う保護者からは「いつも立っていてくださるのでとても安心です」という声が聞かれました。
体調がすぐれない時以外は、雨の日も雪の日も毎朝見守りを続けている小西さん。「もう習慣。クセかな」と笑う言葉には、自身の子どもの頃の思いも込められています。
四国・香川県で生まれ育った小西さん。幼い頃から自分の親だけではなく、地域の大人たちに育てられてきたと言います。困った時は声をかけてくれたり、悪ふざけをした時は叱られたり、地域の目と共に成長してきたことが今の小西さんに繋がっています。
最近は、見ず知らずの人が子どもに声をかけると不審者と思われてしまうこともありますが、もっと他人の子どもたちを見つめることができれば、地域の交流も深まり、それが安全につながるのではないか。地域の目は多い方が良いと、小西さんは考えています。
今は一人で運動を続けていますが、「プレッシャーがあったら続かない。楽しいから続いている」と話す小西さん。成長する子どもたちを見つめながら、体が動くまでは続けていきたい、そう思いながら今日もいつもの場所で子どもたちを見守っています。
四国・香川県で生まれ育った小西さん。幼い頃から自分の親だけではなく、地域の大人たちに育てられてきたと言います。困った時は声をかけてくれたり、悪ふざけをした時は叱られたり、地域の目と共に成長してきたことが今の小西さんに繋がっています。
最近は、見ず知らずの人が子どもに声をかけると不審者と思われてしまうこともありますが、もっと他人の子どもたちを見つめることができれば、地域の交流も深まり、それが安全につながるのではないか。地域の目は多い方が良いと、小西さんは考えています。
今は一人で運動を続けていますが、「プレッシャーがあったら続かない。楽しいから続いている」と話す小西さん。成長する子どもたちを見つめながら、体が動くまでは続けていきたい、そう思いながら今日もいつもの場所で子どもたちを見守っています。
お問い合わせ
荏原第一地域センター
電話:03-3786-2000
FAX:03-3786-5385