ワークショップを行いました

更新日:平成21年11月30日

二葉中央町会

11月29日(日)午前 二葉中央町会が災害要援護者の避難誘導ワークショップを行いました。
二葉中央町会は、初めてのワークショップで町会説明会から役割分担やルート決定まで防災課と連携をとって約1カ月間準備をしてきました。
当日は、震度6強の地震が発生したことを想定し、2組に分かれて車いすで要援護者を町会避難所である杜松小学校へ誘導する訓練を行いました。車椅子の押し方や危険箇所を確認しながら、丁寧にゆっくりと避難経路を歩きました。到着後は、町会地図にチェックした箇所を書き込み、2つのルートごとに発表して意見交換を行いました。
参加者からは、
 「電柱が傾いていて危険。」
 「自動販売機は、きちんと固定されているのか。」
 「車いすに防寒具や雨具などが一緒にセットされていたほうがよい。」
  
危険箇所だけではなく、
 「区画整理で比較的道幅が広かった。」
 「駐車場等の空地が意外と多かった。」

などプラスの意見も出るなど、活発な意見交換が行われました。
本当の災害時は、避難経路は再検討しなければならないなどの課題も見つかり、次回への意欲も湧いていました。

最後は、炊き出し訓練でアルファ化米を味わい終了となりました。
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二葉中央集合写真

二葉3丁目町会

11月29日(日)午後 二葉3丁目町会でも災害要援護者の避難誘導ワークショップを行いました。

二葉3丁目は、東京都が公表している「第6回地域危険度測定調査」で5099町目中総合危険度4位の地域です。
しかし、古紙回収やバザーでの収益で車いすを購入するなど地域の絆が固い町会です。要援護者を車いすで避難誘導する訓練の中でも何度も立ち止まり危険な植木鉢が置いてあると、すぐに声をかけて取り除くなど地域での「共助」が進んでいるようでした。
到着後は、杜松小学校の学校備蓄倉庫を確認しました。
意見交換会では、
 「道幅が狭いため、車いすでの通行が難しい。」
 「車いすに乗って移動すると電線の多さを改めて感じ、災害時は通行の妨げになりそう。」
 「災害時は、避難経路を確認する人が必要だろう。」

などの意見が出ました。

その後、荏原消防署戸越出張所の指導でAED操作訓練を、品川区防災課の指導で仮設トイレの組み立て訓練が行われました。
AED訓練中は、
 「救急車が到着するまでの心臓マッサージが意外と大変。」
 「心臓マッサージの強さとテンポはどれがベストか。」
など、多くの質問がとびかっていました。 



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二葉3丁目ワークショップ集合写真
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