第五つうしんから資料を区長へ提供

更新日:平成23年10月14日

荏原第五地区の地域情報ニュース「第五つうしん」の座長を務める塚本博良さん(豊町5丁目町会)が、10月14日に濱野健区長を訪問し、伊藤博文公別邸の貴重な資料を提供しました。
第五つうしんの資料を区長へ第五つうしんの資料を区長へ提供した資料の数々旧伊藤博文公別邸外観(塚本さん撮影)
伊藤博文公の別邸は大井3丁目にあり、平成10年までニコンが社員の厚生施設「光友倶楽部」として使用していました。
しかし、老朽化に伴い解体され、一部が萩市に移築。翌年に一般公開されて現在に至ります。

塚本さんは、平成10年夏、第五つうしんで特集を組むために、その解体現場で記録写真を撮影し、建物の寸法を測って図面を起こしていました。
たまたま、その図面が品川区史担当の目にとまり、萩博物館に打診したところ、大変貴重な資料で、ぜひ譲って欲しいという意向がわかりました。

そこで、10月14日、塚本さんが編集した貴重な資料を、濱野区長に提供し、品川区から萩市へ送ってもらうことになったものです。
歴史が好きな濱野区長は、建物の外観だけでなく、室内の様子、欄間や五右衛門風呂まで記録しているのを見て大変感心し、それぞれの図面を見ては「全部寸法を測ったのですか」などと驚いていました。

また、第五つうしん100号記念誌や塚本さんが撮り溜めた写真も興味深げに見て「きちんと保管していてすばらしいですね。これからも地域のためにご活躍ください」と励ましの言葉をかけてくれました。
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