令和4年6月11日（土）午前10時から、「レッツトライ『おうちで防災グッズ作成！オンライン』」（青少年対策大井第二地区委員会主催）をZOOMを使って実施しました。
　今回の「レッツトライ」の目的は、いざという時に役立つ防災グッズの作成と防災に関するクイズに答えることを通じて、楽しみながら子どもたちの防災意識の醸成や防災知識の習得につなげることです。
　当日は、大井第二地区の元気な子どもたちとその家族に地区委員を合わせた約50名が参加し、まず新聞紙を使った防災スリッパ作りと牛乳パックを使った防災お皿づくりを行った後、防災クイズ大会を行いました。司会進行は、防災お姉さんの八重さん（株式会社IKUSA）にしていただきました。
　防災スリッパ作りでは大人が苦戦しているなか、子どもたちは先に完成させて元気にアピールしたり、好きな絵を書き込んでアレンジしたり、それぞれ思い思いに楽しんでいました。また、防災お皿づくりでは、厚手の紙パックを切る作業や折る作業に子どもたちも苦戦している様子がうかがえましたが、みんな時間内に完成させることができ、画面いっぱいに完成したお皿を笑顔で見せてくれました。そして最後の防災クイズでは、「地震や火事が発生したときどうしたらいいか」の設問に対し、子どもたちが自分の頭で考えて、画面に向かって大きくマルかバツをジェスチャーして答えてくれました。
　
　イベント終了後は、大井第二地域センターと大井第一小学校で地区委員による参加賞の配付が行われました。子どもたちからは、「身近なもので作れてとても便利だと思った、実際に災害が起きた時に活かしたい」、「防災のことをいろいろ知れてよかった、またレッツトライに参加したい」、「お皿づくり楽しかった、このお皿でご飯食べたい」などの感想が寄せられ、楽しみながら防災について考えることができる良い機会がつくれたと感じています。
　　
　1時間という短い時間でしたが、内容の濃いとても充実した事業でした。現在も新型コロナウイルス感染症が収束せず、対面でのイベント実施が難しい状況ではありますが、今後も工夫しながら子どもたちに楽しんでもらえるイベントを企画してまいります。今後の青少年対策大井第二地区委員会の事業にもご期待ください。