毎年子どもたちに好評を得ている「レッツトライ」ですが、今回は“普段経験できないパラスポーツに挑戦”というテーマで企画し、日本財団パラリンピックサポートセンターがプログラム提供している「あすチャレ！運動会」を開催しました。
　こちらは、目隠しや車いすを利用することで通常のスポーツ以上にコミュニケーションや助け合いが重要となるパラスポーツを体験することから得られる気づきと、視野を広げ他者の目線で捉える機会を提供するもので、参加してくれた子どもたちにとってとても良い経験になりました。
　当日は、大井第二地区の元気な子どもたち34名が参加して、車いすポートボール、ボッチャ、車いすリレーの計3種類の競技を通じてチーム内のコミュニケーション、結束力等を醸成しました。また、競技実施前には、ウォーミングアップとしてアイスブレイクを行い、目隠しをした状態でのコミュニケーションの難しさや楽しさを学びました。
　チームは学校、学年がバラバラだったにもかかわらず、子どもたち同士で作戦会議をしたり、高学年の子が低学年の子に優しくやり方を教えていたり、また、自分が競技に出ていない時は、自分のチームを全力で応援したりと学校・学年の枠を超えた交流ができました。
　最後には、参加者全員が参加賞を貰い閉会となりました。短い時間でしたが、山中小学校をお借りして充実した内容の事業でした。今後の青少年対策大井第二地区委員会の事業にもご期待ください。