人気和食料理人を講師に教養講座を開催(大崎第一地区)

更新日:平成30年2月19日

講演する笠原シェフ
2月16日(金)、大崎第一区民集会所で、「町会婦人部懇談会・教養講座」が開催され、大崎第一地区の町会・自治会の婦人部及び女性部から約80人が参加しました。

この講座は、大崎第一地区町会・自治会連合会が主催。高齢者の支援、健康づくり、介護予防などの地域の課題に対し、地域で解決できる地域コミュニティの育成を支援する目的で、毎年、町会婦人部・女性部を対象に、様々な講師を招いて講演等を実施しています。

今回は、武蔵小山出身の人気和食料理人・笠原将弘さん(日本料理「賛否両論」・オーナーシェフ)を講師に招き、品川区との関わりや、家庭でできる簡単な出汁の取り方をテーマに、講演と実演が行われました。

講演では、「国籍は武蔵小山」と話すほど地元を愛する、笠原シェフの“品川愛”が存分に語られたほか、東日本大震災後の復興支援や、和食給食の普及などの取り組みについて、参加者は熱心に聞き入っていました。

続いて行われた実演では、「家庭でできる簡単な出汁の取り方」として、鰹節と昆布を使った出汁の取り方を伝授。「失敗しない味付けの比率」など、自身の知識や技を惜しみなく披露しました。また、笠原シェフは「日本一おいしいワカメ」として、自身のお店でも使用している、宮古市田老の「真崎わかめ」を使ったお吸い物を全員に振舞いました。

参加者は、「地元のシェフにお話を聞ける貴重な機会でした。子どもたちに和食を食べさせる機会を増やしたいです」と話していました。また、大正生まれの参加者は「美味しかったです。長生きしてよかった」と笑顔でお吸い物を味わっていました。


※会場での調理については、各関係機関の許可・指導のもと行っています
講演を聴く参加者出汁をこす笠原シェフ薄口しょうゆで味を整えるシェフお吸物を配食するシェフ
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