【品川第一地区】レッツ・アイススケート実施報告

更新日:令和2年3月3日

 令和2年2月9日(日)に青少年対策品川第一地区委員会主催の「レッツ・アイススケート」が実施されました。冷たい風が吹く冬の早朝、参加予定者全員の参加は叶いませんでしたが、61名の参加者が集まりました。地区委員15名と事務局3名を加えた総勢79名による、横浜銀行アイスアリーナを目指しての大行進、新馬場駅を出発です!

                                 

 とはいっても、片道約1時間のうちのほとんどは電車に揺られています。車内に差し込む日の光はまぶしく、天気に恵まれたことを実感しました。
 仲木戸駅に着いたら、再び隊列を組んでアイスアリーナに向かいます。風の強く吹く日陰では身を固くしていた子どもたちですが、あたたかな日向に出ると元気を取り戻し、意気揚々と歩き出しました。

 安心安全にスケートを楽しむために欠かせないのは、準備運動です。会場すぐ横の反町公園で、全員で体操をしました。久しぶりの運動に不安げな大人もいるのとは対照的に、子どもたちは慣れっこと言わんばかりに軽々とこなしていました。また、地区委員からスケートをする際の注意事項やスケート靴の履き方も教わり、皆さんイメージトレーニングもばっちりとできた様子です。

     

 身体もあたたまったところで、いざ!アイスアリーナに入場です!!

 スタンド席に荷物を置いたら、習ったとおりにスケート靴をしっかり履いて、続々とスケートリンクに降り立ちました。スケートが初めてでも、会場スタッフによる初心者向けのワンポイントレッスンがサブリンクで行われているので、各々のペースでスケートに親しめます。メインリンクデビュー後も、スケートが得意な地区委員から親子一緒にアドバイスを受けて実践練習することができ、二人三脚で上達していく様子が見られました。

                      

 特に印象的だったのは、子どもたちが果敢に挑戦する姿です。転ぶのが怖いと大人たちは腰が引けがちだったのに比べ、なんと子どもたちの勇猛なことか。転ぶことをものともせず、むしろ転んでも楽しそうにスケートに立ち向かう姿はたくましく、目を見張るものがありました。

     

 終盤にさしかかると、参加者の皆さんの多くは、各々のスタイルで氷上を滑りまわることに慣れたようです。寒さなんて何のその、冷え冷えとよそよそしげに見えたアイスリンクとすっかり打ち解けられました。上気した頬をなでる涼やかな風に心地よさを覚えながら、立春のアイススケートを満喫しました。

                   

 さて、一抹の名残惜しさを感じつつ、アイスアリーナを後にします。帰路の電車に乗り込んで、新馬場駅に到着するまでが「レッツ・アイススケート」です。
 ほどよい疲労感によってまどろみに誘われる大人たちと、まだまだ元気を余らす子どもたち。「レッツ・アイススケート」を通じて仲良くなった子どもたちは、最後まで電車旅を楽しみました。

 “冬はつとめて”と、かの女流作家は趣を見出しました。吐く息は白く、冷える手をこすり合わせて集まってくださった参加者の皆さんにとって、冬の味わいがぎゅっと詰まった一日となったのではないでしょうか。ご参加いただきありがとうございました!

                                                        


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