【令和6年度の運用は終了しました】熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートについて

更新日:令和7年1月14日

 【お知らせ】

  令和6年度の「熱中症警戒アラート」「熱中症特別警戒アラート」の運用は終了しました。



気温が著しく高くなることで、熱中症による健康被害が生じる危険性が増します。

令和2年度より環境省と気象庁は「熱中症警戒アラート」の運用を開始しました。
熱中症の危険性に対する「気づき」を促すものとして、一定以上の暑さが予測される場合に発表されます。

また、環境省は令和6年4月24日(水)から、「熱中症特別警戒アラート」の運用を開始しました。
熱中症特別警戒アラートは、気温が特に著しく高くなることにより熱中症による重大な健康被害が生ずるおそれのある場合に、環境大臣が発表するものです。

熱中症特別警戒アラートの発表地域では、重大な健康被害が生じるおそれがあることから、自発的な熱中症予防行動を積極的に行ってください。
また、家族や周囲の人々においても見守りや声かけ等の共助や、公助を行ってください。

熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートの発表状況は熱中症予防サイト(環境省)(別ウィンドウ表示)をご覧ください。

熱中症警戒アラート 熱中症特別警戒アラート
発表単位 全国を58に分けた府県予報区等を単位として発表
(北海道、鹿児島県、沖縄県を細分化)
都道府県単位
発表基準 府県予報区等内のいずれかにおいて、暑さ指数が
33以上となることが予測される場合
各都道府県内の全ての地点において、翌日の暑さ指数が
35以上となることが予測される場合
発表時間 前日の午後5時または当日の午前5時 前日の午後2時
運用期間 令和6年4月24日(水)から令和6年10月23日(水)まで


暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数とは、人間の熱バランスに影響の大きい「気温・湿度・輻射熱(地面や建物・体から出る熱)」の3つを取り入れた、暑さの厳しさを示す指標です。暑さ指数が28を超えると熱中症を起こしやすくなります。


日常生活における熱中症予防指針(出典:熱中症予防情報サイト(環境省))
nettyusyo_yoboshishin.JPG
 
熱中症予防のための運動に関する指針(出典:熱中症予防情報サイト(環境省))
nettyusyo_undoshishin.JPG


品川区における熱中症特別警戒アラート発表時の対応について


品川区では、国の指針等も踏まえ、熱中症特別警戒アラートが発表された場合のイベントや事業の取り扱いについて、基本方針を策定いたしました。


1.熱中症特別警戒アラートが発表された日のイベント・事業等の基本的方針

(1)区主催の場合

  a.区立保育園、幼稚園、小中学校における屋外行動(運動・外出等)
    →延期または中止
  b.屋外でのイベント、スポーツ教室、体験教室、講座等
    →延期または中止
  c.屋内でのイベント等
    →エアコン等により涼しい環境や来場者への熱中症対策を実施し、開催
     ※環境確保や対策が困難な場合は、延期または中止

(2)町会・自治会等関係団体主催の場合

  a.屋外でのイベント、講座等
    →熱中症対策の徹底が困難な場合は、延期、中止、事業内容の変更等の検討を依頼
  b.屋内でのイベント、講座等
    →エアコン等により涼しい環境や来場者への熱中症対策を実施し、開催
     ※環境確保や対策が困難な場合は、延期、中止、事業内容の変更等の検討を依頼

2.イベント・事業等が開催される場合の注意点

  熱中症特別警戒アラート発表時にイベントが開催される場合には、以下の点に留意し事前準備・当日対応を徹底する。
  また、区主催のイベント等でない場合は、主催者に対し、同様の取り組みを徹底するよう周知を行う。
  なお、熱中症警戒アラート発表時や暑さ指数が31以上となることが予測される場合においても、同様の点に留意し、熱中症対策に万全を期すこととする。

  〈対策の基本事項〉
   ・室内の環境については、エアコン等により涼しい環境を整備する。
   ・こまめな休息や水分補給・塩分補給の定期的な実施
   ・いつでも飲める飲料の準備、自動販売機の欠品防止
   ・スタッフへの応急処置方法の周知

  〈町会・自治会等の関係団体のイベント開催時〉
   ・屋外の会場におけるテントや傘等による日陰エリアの提供
   ・傷病者のための給水・救護施設の設置
   ・施設(給水所、自販機、休憩所、救護所)の分かりやすい表示やアナウンスの実施
   ・体調不良の方は参加を控えるよう事前に周知

  (参考:夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン2020)


3.熱中症特別警戒アラートおよび熱中症警戒アラートの伝達方法

  ホームページ、X等で周知を行う。


関連情報

熱中症は重症化すると命に関わることもありますが、適切な予防をすれば防ぐことができます。
予防方法を正しく理解し、対策に取り組みましょう。

 熱中症の予防


区内各所に「避暑シェルター」を開設しました。
現在は、避暑シェルターとしての運用は停止しています。
避暑シェルターに関するお問い合わせは総務課 総務係(電話:03-5742-6624/FAX:03-3774-6356)までご連絡ください。

 令和6年度 避暑シェルター施設(区有施設)一覧

 令和6年度 避暑シェルター施設(民間施設)一覧

 
お問い合わせ

環境課
 電話:03-5742-6749
 FAX:03-5742-6853