「しながわ防災区民憲章」の制定(令和8年3月予定)

更新日:令和7年9月1日

今年は阪神・淡路大震災から30年、来年は東日本大震災から15年という節目の年を迎えます。
これを機に、「品川区災害対策基本条例」の前文の趣旨を踏まえ、区では防災意識のさらなる向上と次世代への継承を目指し、

この憲章は、区民の皆様一人ひとりの声を反映させたものにしたいと考えています。
そこで、誰もが時間や場所を問わず、気軽に意見を提案できる「しながわオープントーク(※)」を活用し、
皆様と一緒に検討していきます。


皆様から寄せられた貴重なご意見やアイデアは、憲章の内容に反映させていきます。
また、この憲章を制定するだけでなく、後世に伝えていくことも重要な課題です。
私たちの経験や教訓を未来の世代に引き継ぎ、長期的な防災意識の向上につなげていきたいと考えています。

この機会に、ぜひ防災について考え、あなたの思いをお聞かせください。

皆様のご協力により、より安全で安心な地域社会の実現を目指すとともに、
この憲章を通じ防災の重要性を後世に伝えていきたいと考えています。

※しながわオープントークとは、皆様の声を実際の政策に反映させるための
 「直接対話型」のデジタルプラットフォームです。

【参考】 品川区災害対策基本条例

前文

東日本大震災をはじめとした大地震、近年多発する局地的な大雨、集中豪雨等、
私たちは災害の恐ろしさと防災の重要性を改めて強く認識した。
災害から生命、身体、財産、暮らし、まちを私たち自身の手で守るため、
全ての者が防災に関する目標を共有し、それぞれの責務および努めを自覚し、
力を合わせて災害対策に取り組まなければならない。
そのため、一人ひとりが自らの安全を守るという自助、
地域や身近にいる人同士が互いに助け合うという共助、
そして、行政が自助および共助を支援し、区民の安全を確保するという公助に基づき、
それぞれが役割を果たし、総力を結集して「しながわの防災力の高度化」を図ることが重要である。
ここに、自立と連帯の精神に支えられ、災害に強い安全・安心なまちを築き、
次の世代に引き継いでいくという決意の下、この条例を制定する。

品川区災害対策基本条例の詳細はこちら

有識者による座談会の実施

7月上旬、防災区民憲章制定に向けて、防災の分野で活躍する有識者の方をお招きして、区長との座談会を開催いたしました。
区民憲章制定の意義や、次世代へとつないでいくことの重要性など、制定へ向け、ご意見をいただきました。

広報しながわ9月1日号に座談会の様子が掲載されています。
ぜひご覧ください。

【出席者】※敬称略・五十音順(品川区⾧除く)

 ・森澤 恭子 (品川区⾧)
 ・浅野 幸子 (減災と男女共同参画研修推進センター共同代表)
        (早稲田大学地域社会と危機管理研究所 招聘研究員)
 ・大谷 敏子 (品川消防団⾧)
 ・鍵屋 一    (跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授)
 ・矢野 忠義 (助けあいジャパンディレクター)

皆様と一緒に検討していきます

「しながわ防災区民憲章」制定に向け、
しながわオープントークを活用した意見募集を行います。

これは、皆様とつくっていくプラットフォームです。
意見の投稿はもちろん、誰かの意見に「いいね」を押してリアクションをすることもできます。
まずは気軽に「いいね」と思った意見を見つけてみましょう。

【期間】

 ・令和7年9月1日(月)~11月12日(水)
 ※紙面での提出をご希望の方は、防災課窓口にてご案内します。
 ※下記フォームよりダウンロードし、防災課へFAXまたは直接ご提出ください。
 紙面のダウンロードはこちら(PDF : 191KB)
 
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ぜひ、皆様のご意見や想いを投稿してください。
お問い合わせ

防災課 計画担当 電話:03-5742-6695 FAX:03-3777-1181