発災時のトイレ問題を考えよう!

更新日:令和2年3月5日

1.災害時のトイレ環境について

災害時、排水管や下水管が破損すると、汚物等が破損個所であふれる危険があります。
使用可能か確認できるまで、トイレは使用しないようにしましょう。

2.トイレが使えなくなるとどうなるのか

トイレに行く回数を減らそうとして、食事や水分の摂取を控えてしまい、脱水症やエコノミークラス症候群などの病気を引き起こす危険があります。
また、トイレ環境が悪化することで、感染症などの病気が蔓延するなど、生活環境の悪化にもつながります。

3.区民避難所での備え

⑴ トイレの備蓄状況
 以下の資器材を各区民避難所に備蓄しています。
 ア 簡易トイレセット 200回分(200袋)×25セット(約5,000回分)
  ※既設トイレの便器に設置して使用
 イ 組立式簡易トイレ 10回分(10袋)×10セット(約100回分)
 ウ 仮設トイレ    5基(組み込み型の洋式便座含む)
 エ 汚物圧縮保管袋  20回分(1袋)×240セット(約4,800回分)
  ※令和3年度末までに配備を完了予定
⑵ トイレの使用順位
 以下の順で使用することを基本としています。
 ア 耐震化済みトイレ
 イ 組立式簡易トイレ(備蓄物資)
 ウ 仮設トイレ(屋外の便槽の上に組み立てるもの)

4.自宅での備え

自宅においても、日頃から簡易トイレを備蓄するよう心がけましょう。
 ※品川区では、簡易トイレなどのあっせんを行っています。
  詳しくは、「防災用品購入あっせんのチラシ」をご覧ください(防災課窓口や区HPでご覧いただけます)。
 ※自宅におけるトイレ使用可否の判断については、以下の図をご参照ください。

トイレの確認フロー

お問い合わせ

防災課
 電話:03-5742-6696
 FAX:03-3777-1181