女性の健康

更新日:令和8年3月1日

女性のライフステージと健康上の問題

 女性のからだは、女性ホルモンによる影響を大きく受けます。
 ライフステージ(思春期・成熟期・更年期・老年期)の変化に伴う女性ホルモンの変化や、出産・育児などライフイベントによる生活環境の変化による影響も受けています。
 家事、仕事、子育て、介護などで日々忙しくしていると、自分のことを後回しにしがちですが、自分のからだについて正しい知識を持ち、からだをいたわることが大切です。

 何か困った症状があったときにだけ病院にかかるのではなく、気になることがあれば婦人科やかかりつけ医に相談してください。
 また、定期的に健診・検診を受け、食生活・運動・メンタルケアを意識した生活習慣を身につけましょう。
 生涯を通じて充実した人生を送るために、自分のからだとこころに関心を持ち、より自分らしい素敵なライフスタイルを築いていきましょう。

 ・女性の健康について、詳しくはこちらから
     (厚生労働省研究班監修)女性の健康推進室 ヘルスケアラボ(別ウィンドウ表示)


              
   
   ※背景の折れ線グラフは女性ホルモンのレベル(概念)を表します
   (厚生労働省研究班監修)女性の健康推進室 ヘルスケアラボより抜粋


若い世代に知ってほしいヘルスケアについて~プレコンセプションケア~

 
 プレコンセプションケアとは、妊娠を考える前の段階で
 自分やパートナーの健康、生活習慣、将来の選択肢について考えること。
 将来の妊娠や出産をより良いものにするための第一歩です。
 
 まずは「知る」ことから始めてみましょう。
 品川区プレコンパンフレットはこちらから


 ※東京都では、「TOKYOプレコンゼミ」受講者を対象に、各種検査費用の助成事業を行っています。
  詳しくはこちら(別ウィンドウ表示)

若い女性の方へ「やせすぎが及ぼす影響」

「やせすぎ」の危険性

  20代女性の5人に1人はBMI18.5以下の「低体重」であり、若い女性の「やせ」が問題になっています。
 低体重は様々な健康への悪影響をもたらします。たとえば・・・

 ・疲れやすい、元気が出ない
 ・肌荒れ、髪や爪の荒れ
 ・生理不順などの婦人科疾患
 ・将来不妊症になるリスク
 ・骨折しやすくなる、転びやすくなる
 ・うつっぽくなる、イライラする
 ・代謝が落ちる          など

 最近では、低栄養の妊婦の赤ちゃんは、将来、高血圧や糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなるとも
指摘されています。
 
 健康的な体づくりのためには、「食べない」は逆効果1日3回食べる機会を作ることが重要です。
 食事の際は、「主食・主菜・副菜」を意識して栄養補給しましょう。


           *BMIをチェックしてみましょう*

   BMI = 【 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m) 】
          18.4以下はやせ過ぎ。
                 18.5から25までが正常範囲。22前後が最も病気になりにくいといわれています。

            yase08_woman.png

ご存じですか? たばこの危険性

たばこの影響について

 喫煙は非常に多くの疾病の原因になります。
 また、吸っている自分だけではなく、周囲の人(受動喫煙)や、生まれてくる子どもにも悪影響があります。

        ~喫煙と強い関連がある疾患の例~
 ・がん(子宮、肺、口腔、喉頭、食堂、胃、肝臓、すい臓 など)
 ・月経障害
 ・流産早産低出生体重児
 ・脳卒中
 ・心血管疾患
 ・COPDなど呼吸器疾患
 ・糖尿病
 ・歯周病                        など

 
 品川区で実施した「健康に関する意識調査」によると、喫煙率は平成29年と比較して減少傾向にあります。
 これからも、あなたのため、みんなの健康のために、禁煙について考えていきましょう。
 
     smoke2.png 
【喫煙について】
  #女子けんこう部 喫煙のこと(別ウィンドウ表示)

【禁煙サポート】 

  品川区禁煙外来治療費助成金交付事業について
  品川区では、禁煙外来治療費助成金交付事業を実施しています。
  助成金を利用する際、受診する前に申請登録が必要になります。要件や手続きをご確認ください。 

  品川区禁煙外来治療費助成金交付事業
     

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の変化により心身の不調が生じます

患者のうち約70%は女性。骨粗しょう症を予防しましょう

あてはまるあなたは要注意!骨粗しょう症リスクチェック

(1)体質や経歴によるリスク・・・定期的な検診で早めに対策
  ・50歳以上である
  ・家族に骨粗しょう症の人がいる
  ・閉経が早かった(45歳未満)
  ・女性ホルモンを抑える治療や、ステロイドを使う治療を受けていた
  ・糖尿病などの慢性疾患がある
                                など
(2)生活習慣によるリスク・・・今日からの工夫で予防
  ・食事量が少ない、カルシウムやビタミンをあまりとらない
  ・やせている、過去に極端なダイエットをした経験がある
  ・運動不足、あまり日光に当たらない
  ・喫煙している、お酒をたくさん飲む
                                など
   yase10_obaasan.pngtabako_woman.pngsmartphone_gorogoro_woman.png


なぜ女性は骨粗しょう症になりやすいのか

 女性ホルモン(エストロゲン)が、骨の健康に深く関わっているからです。
 エストロゲンは骨からカルシウムが溶け出すのを抑える役割がありますが、
閉経婦人科疾患栄養不足生活習慣の乱れなどで分泌量が少なくなると、             
骨からカルシウムが奪われ、骨粗しょう症のリスクが高まってしまいます。
 特に日本人は世界的に見ても「やせ」傾向にある人が多く、若いころの
極端な食事制限や栄養不足が、将来の骨粗しょう症のリスクを高めていると
いわれています。
           body_kotsu_sosyousyou.png


骨粗しょう症は「要介護」の入り口

 骨粗しょう症とは、骨がもろくなり(骨密度が低下し)、骨折しやすくなる病気です。
 「たかが骨折」と軽く考えてはいませんか?実は、骨折は「要介護となった原因」の第3位
一度の骨折をきっかけに寝たきりになってしまうこともあります。特に骨粗しょう症による足の付け根の
骨折については、5年生存率ががんを下回るというデータもあるほどです。

 「高齢者の病気でしょ」と油断しているあなた、骨粗しょう症は若いうちから対策が必要な病気です。
実は、女性の骨密度は20代でピークを迎え、以降は維持・減少の経過をたどります。若いうちに十分な骨量を
蓄えておくこと(貯骨)が、将来の骨粗しょう症の予防に繋がるのです。
 今からでも遅くはありません。「骨」に関心を持って、骨密度を維持する生活習慣を取り入れましょう。

       〈介護が必要となった主な要因
rank.png
        国民生活基礎調査2022年より


骨密度を維持する生活習慣

(1)栄養をとる                                     
 骨密度の維持にはしっかりと栄養をとることが重要です。
 1日3食、多くの食材を食べることを意識しましょう。

 ・カルシウム・・・骨の材料になる。一度に沢山は吸収できないので、毎日食べるのがコツ。
  milk_bin.pngfood_cheese_emmental.pngsweets_yoghurt.pngvegetable_komatsuna.pngfood_kandume_saba.png


 ・ビタミンD・・・カルシウムの吸収をサポートする。
  salmon_meuniere.pngfood_unajyu.pngkinoko_shimeji.pngsushi_ikura.png


 ・たんぱく質・・・骨の材料になる。筋肉のもとにもなり骨をサポートする。
  food_stake.pngkunsei_egg.pngsashimi_maguro_akami.pngsashimi_katsuo_tataki.pngfood_tofu_kinu.png



  ・骨粗しょう症予防のための栄養について、詳しくはこちらから。
   骨粗しょう症財団 栄養 (別ウィンドウ表示)


 (2)適度な運動習慣                                  
  運動をして骨に適度な負荷をかけることで、骨を強くすることができます。
  日常に取り入れられる程度の、楽しく続けられる運動がオススメです。

  pet_dog_sanpo_woman.png undou_isu_suwaritachi_squat_old.png soujiki_woman.png suichu_walking.png

  ・骨粗しょう症予防のための運動について、詳しくはこちらから。
   骨粗しょう症財団 運動 (別ウィンドウ表示)
  
 


脂質異常症について

 血液中の善玉コレステロール(LDL)などが増加した状態のことです。心疾患や脳血管疾患の原因となり動脈硬化を引き起こします。エストロゲンにはLDLの増加を抑制する働きがあります。このため、更年期以降はLDL値が上昇する傾向があります。閉経とともに女性ホルモンが失われることで、女性も内臓脂肪が蓄積されるようになって、男性型の肥満となり、メタボリック症候群のリスクが上がります。
 食事や運動などの生活習慣の見直しで改善しない場合、薬による治療が必要になる場合もあります。

更年期障害について

 エストロゲンの減少に適応できず、心身の不調をきたす場合があります。
 急に起こるのぼせや発汗、不眠、憂うつ、皮膚のかゆみなど様々な症状があります。
 症状が日常生活に支障をきたすような場合は、婦人科など専門医に相談しましょう。

 
 更年期障害について、詳しくはこちらから。
  女性の健康推進室ヘルスケアラボ(厚生労働省監修)(別ウインドウ表示)
  女性のための健康ホットライン(東京都)(別ウインドウ表示)
  品川区「こころの健康相談」 
 更年期障害のチェック
  更年期障害のセルフチェックは、下記リンクをご参照ください。
  女性の健康推進室ヘルスケアラボ(厚生労働省研究班東京大学医学部藤井班監修)(別ウインドウ表示)

   

2人に1人ががんになる時代~女性特有のがん検診について~

子宮頸がん検診を受けましょう

 子宮頸がんは日本人女性のがんの中で比較的多く、30代から急増します。
 早期発見、早期治療できれば子宮を温存した状態で治癒できる可能性が高まります。
 20歳になったら、2年に1回、定期的に子宮がん検診を受診しましょう!
 「異常あり」・「精密検査の必要がある」と判定されたら、必ず精密検査を受診しましょう。

 不正出血やおりものの変化、下腹部の痛みなど、気になる症状がある方は、検診を待たず
すぐに医療機関を受診してください。

 ・子宮頸がんについて、詳しくはこちらから。
   #女子けんこう部 子宮頸がんのこと(別ウィンドウ表示)

乳がん検診を受けましょう

 乳がんは日本人女性のがんの中では最多で、がんによる死亡原因の上位に位置します。
 30代後半~40代で急増し、患者数は年々増えています。
 品川区では、34歳から乳がん検診を受けることができます(34歳~:超音波検査、40歳~:マンモグラフィ+超音波検査)
 対象年齢になったら、2年に1回、定期的に乳がん検診を受診しましょう。
 「異常あり」・「精密検査の必要がある」と判定されたら、必ず精密検査を受診しましょう。

 しこり、ひきつれ、ただれなど、気になる症状がある方は、検診を待たずすぐに医療機関を
受診してください。

 ・乳がんについて、詳しくはこちらから。
   #女子けんこう部 乳がんのこと(別ウインドウ表示)



 「ブレスト・アウェアネス」
 乳がんは自分で発見できる可能性があるがんです。
 入浴やシャワーの時、着替えの時、ちょっとした機会に自分の乳房を見て、触って、セルフチェックを行いましょう。
        breast.png
 ・ブレスト・アウェアネスについて、詳しくはこちらから。
   #女子けんこう部 ブレスト・アウェアネス(別ウィンドウ表示)



 ※肺がん検診、大腸がん検診、胃がん検診も受けましょう。

 ・品川区がん検診、がんに関することに特化した品川区のホームページ)
   品川区がん情報(別ウインドウ表示)
 

   

   

お問い合わせ

<がん検診・各種健診(検診)についてのお問い合わせ>
健康課 電話:03-5742-6743 FAX:03-5742-6883

<その他のお問い合わせ>
品川保健センター 電話:03-3474-2000 FAX:03-3474-2034
大井保健センター 電話:03-3772-2666 FAX:03-3474-2570
荏原保健センター 電話:03-3788-2000 FAX:03-3788-7900