こころの健康
更新日:令和6年3月27日
新型コロナウイルス感染拡大の懸念や感染予防のため社会生活や生活様式の変化など日常が大きく変わり、緊張や不安などを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ストレス状態が長く続くと、こころや身体のバランスが崩れ、さまざまな変化があらわれることがあります。
例えば…
<気持ちの変化>
不安や緊張が強い・怒りっぽくなる・気分の浮き沈みが激しい・涙もろくなる
あの時ああしておけば良かったと自分を責める・投げやりになる
誰とも話す気にならない など
<からだの変化>
疲れやすい、身体がだるい・眠れない・めまい、頭痛、肩こり・吐き気、腹痛・食欲不振、過食・悪夢、同じ夢をくりかえし見る など
<考え方の変化>
考えがまとまらない・同じことを繰り返し考える・記憶力が低下する・皮肉、悲観的な考え方になる・絶望的な考えしか浮かばない・死にたくなる など
<子供では>
大人にしがみつく・よく泣く・お漏らし・わがままになる、夜中に目を覚ます、食べ過ぎる、などの反応や変化がある場合があります。
子どもの年齢や発達の段階、特性によっても反応や経過は様々です。
これらの状態は、人によっては数週間続くことがあります。強いまたは慢性的なストレスを受けると多くの方に起こりうる、正常な反応です。自然に回復していくことがほとんどですが、反応がおさまるまでの期間や経過は人によって異なります。
気持ちを誰かに話したり相談したりすることで、つらさがやわらぐことがあります。お一人だけで抱え込まずにご相談ください。
ストレス状態が長く続くと、こころや身体のバランスが崩れ、さまざまな変化があらわれることがあります。
例えば…
<気持ちの変化>
不安や緊張が強い・怒りっぽくなる・気分の浮き沈みが激しい・涙もろくなる
あの時ああしておけば良かったと自分を責める・投げやりになる
誰とも話す気にならない など
<からだの変化>
疲れやすい、身体がだるい・眠れない・めまい、頭痛、肩こり・吐き気、腹痛・食欲不振、過食・悪夢、同じ夢をくりかえし見る など
<考え方の変化>
考えがまとまらない・同じことを繰り返し考える・記憶力が低下する・皮肉、悲観的な考え方になる・絶望的な考えしか浮かばない・死にたくなる など
<子供では>
大人にしがみつく・よく泣く・お漏らし・わがままになる、夜中に目を覚ます、食べ過ぎる、などの反応や変化がある場合があります。
子どもの年齢や発達の段階、特性によっても反応や経過は様々です。
これらの状態は、人によっては数週間続くことがあります。強いまたは慢性的なストレスを受けると多くの方に起こりうる、正常な反応です。自然に回復していくことがほとんどですが、反応がおさまるまでの期間や経過は人によって異なります。
気持ちを誰かに話したり相談したりすることで、つらさがやわらぐことがあります。お一人だけで抱え込まずにご相談ください。
心の疲れを軽減しましょう
- 家族や友人、話ができる人とのつながりを維持しましょう。
- テレビやインターネット、ラジオなどのコロナ関連の情報から離れる時間を作りましょう。
- 眠れない、気持ちが落ち着かないときには、誰かに相談しましょう。
からだの調子を整えましょう
- バランスの良い食事を心がけましょう。
バランスの良い食事は、からだの免疫力を高めることになります。
この機会に、ご自身の食事を見直してみましょう。
食生活<あなたの食事のワンポイントアドバイス>へ
- 熱中症の予防を心がけましょう。
夏場は、マスクをしていると熱もこもりやすく、熱中症のリスクが高まります。
意識的にこまめに水分をとること、屋外で人との距離が2メートル以上確保できるときには、一時的にマスクを外して休憩しましょう。
- 十分な睡眠をとることを心がけましょう。
質の良い睡眠をとることが大切です。朝起きて、太陽の光を浴びると、体内時計のずれを防ぐことができます。
寝る前のスマートフォンやパソコン操作は、眠りを浅くすることが知られていますので、なるべく控えると良いでしょう。
不眠が長く続くときには、ご相談ください。
- 適度に体を動かしましょう。
家の中で体操をしたり、散歩をしたり身体を動かしましょう。
汗をかく程度の運動をすることで、熱中症などの予防にもつながります。
散歩が楽しいまちしながわでウォーキングへ
- お酒に頼らないようにしましょう
お酒は睡眠の質を下げたり、気分が落ち込んだりする原因になります。
不眠やつらい気持ちをまぎらわせるために、お酒に頼らないようにしましょう。
適正な飲酒量を心がけましょう。
飲酒のガイドラインへ(別ウィンドウで表示)
子どもに対して大人ができること
感染症のリスクから人と話すことや関わることを避けて、1人で悩みや不安を抱えていることがあります。
- 規則正しい生活をサポートしましょう。
- 子どもが話そうとしているときには、しっかり話を聞きましょう。否定せずに受け止めましょう。
- 子どもの質問には、子どもが理解できる言葉で事実や正しい情報を伝えましょう。
- 子どものペースに合わせて、からだを動かす機会を持ちましょう。
- リラックスしてすごせるように、そばで寄り添うことも大切です。もし、子どもの反応が長く続いたり、強すぎたりするように感じた場合は、相談機関や医療機関に相談しましょう。
- 行動や表情を気にかけて適宜声をかけましょう。
- 大人も疲れています。1日1回は立ち止まって、自分のこころの状態をチェックしましょう。
医療関係者・支援者の皆さまへ
支援者は、新型コロナ感染症感染拡大の中、さまざまな緊急の課題に向き合い、膨大な判断をせまられるなど、大きなストレスにさらされていらっしゃると思います。
少しでも役に立ちたい、問題を解決しなければならない、過度な業務でも必ずやらなければならないなど、つい無理を重ねてしまいがちですが、確実にこころとからだに疲れがたまっていきます。
このようなとき、ストレス反応が生じることがあります。
ストレス症状には、気持ちが高ぶる、感情が鈍磨する、自分を責める、眠れない、疲れがとれない、下痢や便秘になる、涙もろくなる、思考力や集中力が低下する。頭痛やめまいがする、過度に仕事に集中するなどがあります。
このような変化は、誰にでも起きうることで、特別なことではありません。
支援を続けるためには、支援者自身のこころとからだの健康を保つことが大切です。
- 休憩や食事・水分を意識してとりましょう。
- 睡眠時間を確保しましょう。
- 意識して体を動かしましょう。
- つながりを維持しましょう。お互いのがんばりをねぎらいましょう。
- こころや身体の反応が長く続く又は強すぎてつらいときは専門家の相談をしましょう。
<こころの健康に関する相談>
お問い合わせ
品川保健センター 電話:03-3474-2904 FAX:03-3474-2034 北品川3-11-22
大井保健センター 電話:03-3772-2666 FAX:03-3772-2570 大井2-27-20
荏原保健センター 電話:03-5487-1311 FAX:03-5487-1320 西五反田6-6-6
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