区民活動交流施設で垂直水耕栽培の実証実験開始 9.14 収穫体験会を実施

更新日:令和7年9月8日


 区は、八潮地区まちづくり事業として、東京都およびランドブレイン株式会社と連携し、区民活動交流施設「こみゅにてぃぷらざ八潮」において、軽量性の高いハイドロボールと太陽光発電を活用した垂直水耕栽培施設による循環型都市農業を通じた地域交流について実証実験を開始します。この取組の一環として、9月14日(日)に収穫体験会を実施し、ハーブの収穫や試飲を通じて最先端の都市型農業を体験していただきます。

 今回の事業は、官民連携で社会課題の解決を目指すプラットフォーム「しながわシティラボ」のうち、区が企業・大学等に新サービスの実証実験の場を提供し、新たなソリューションを創出する「実証実験提案型」によるものです。ランドブレイン株式会社から「循環型都市農業を通じた地域交流プロジェクト」の提案を受け、採択しました。

 同社の事業は東京都の補助事業である「東京ベイeSGプロジェクト*¹」の先行プロジェクトとして採択されており、中央防波堤エリアにおいて垂直水耕栽培装置を4基設置し、高収量な有機栽培の実証などを行っています。今回、新たに「こみゅにてぃぷらざ八潮」に栽培装置1基を設置し、実証実験を行うことで、八潮地区を自然と便利が融合する持続可能な都市構想のモデルケースとし、農業を通じた住民の交流を広げてまいります。

【検証概要】
 検証期間:令和9年3月31日(水)まで (予定)
 検証内容:地域と連携した栽培・収穫の実施等による循環型都市農業を通じた地域交流機会の創出

【収穫体験会】
 日  時:令和7年9月14日(日) 10時~11時
 場  所:こみゅにてぃぷらざ八潮2階 第1・第2交流スペース
 実施内容:ハーブ等の収穫体験、ハーブティーの試飲

*¹ 東京都が推進する、ベイエリアを舞台に50年・100年先までを見据えたまちづくりを構想するプロジェクト。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。