スマートウォッチとアプリで高齢者の健康づくりを支援 ~東京都・医療センター・企業と連携し、区民のフレイル予防と健康寿命を延伸~

更新日:令和7年10月20日


 区は、東京都が令和7年度から開始する「アプリを活用した高齢者の健康づくり推進事業」に参画し、区内高齢者の健康づくりを推進する。これに合わせて、品川区、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター、FrontAct株式会社及び東京都が連携協定を締結し、事業の円滑な実施と効果的なフレイル予防に取り組む。

 本事業では、東京都が調達したスマートウォッチ(リストバンド型活動量計)「ミモリー」と、東京都健康長寿医療センターが開発した「東京Chojuアプリ」を組み合わせて活用。65歳以上の区民は歩数・睡眠・会話量・脈拍など日常の活動データを自動で記録し、フレイルリスクを把握しながら健康づくりに取り組むことができる。アプリには、歩数を活用したゲーム機能や健康行動を促すメッセージ機能、区の健康事業の案内配信機能があり、楽しみながら継続的に利用できる。

 区は、既存の運動教室や健康教室と連携し、参加者の健康データを活用して、個々の健康状態に応じた支援や事業改善に役立てる。東京都健康長寿医療センターはデータ分析を行い、区に効果検証レポートを提供することで、区の健康施策の改善や新たな取組の検討につなげる。

 本事業を通じて、区は高齢者が住み慣れた地域で安心して健康的に暮らせる環境づくりを進め、東京都や関係機関と連携しながら、区民の健康寿命の延伸を目指していく。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。