雉子神社文書

更新日:令和6年12月3日

雉子神社文書
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種別  有形文化財(古文書)  
指定番号  第三号
所在地  東五反田1-2-33 雉子神社
指定年月日  平成2年3月13日
見学  不可
詳細  雉子神社は、「雉子ノ宮」の名で親しまれている古い神社で、文明年間(一四六九~八七)の創建と伝えられている。江戸時代初期までは「大鳥大明神」と呼ばれていたが、三代将軍徳川家光がこの付近で鷹狩りをした折、一羽の白いキジがこの神社の森に逃げ込んで見えなくなったことから、家光が神社の名を「雉子ノ宮」と呼ぶよう命じ、以来雉子ノ宮と称したと伝えられている。
 雉子神社文書は、年行事留帳、雉子宮諸入用等覚書帳(以上二点は、帳面箱に収納されている)、神道裁許状等八点である。
 年行事留帳は、文化九年九月から明治四年九月までの記録十二冊一綴である。この文書は、江戸時代末期の、厳重な共同体規制下にあったと伝えられる村民の信仰生活を知ることができる史料として、また、他の史料も、本区の歴史を知る上で貴重なものである。
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