大崎地区の指定文化財

更新日:令和6年12月3日

指定

番号

指定

年月

名称

所在地

所有者 

概要

 見学可・不可
 

建造物

第3号

 

平成16年

8月24日

 

居木神社末社厳島神社

(旧松原家屋敷神)

1棟

 

大崎

3-8-20

 

 居木神社  元は旧居木橋村の大地主・松原家の屋敷神。精緻な彫刻に彩色が施され、江戸時代後期の建造と推定される。一部欠損箇所もあり、明治前期に部分的な補修を受けたとも思われるが、概ね保存状態もよい。  限定で可
毎年3月の第一日曜日 春まつり
例年文化の日前後の品川区の文化財一般公開にて公開

 

絵画

第3号

 

昭和56年

2月12日

 

紙本着色元三大師像 

1幅

 

東五反田

1-2-29

 宝塔寺  元三大師とは、天台宗中興の祖である良源(912~985)のことで、正月三日に亡くなったことに由来する俗称。本図は、法衣を着て上体を斜め左に向け、礼盤の上に端座した大師の画像で、元禄12(1699)年春月文清の寄進。  見学不可
 

絵画

第4号

 

昭和56年

2月12日

 

紙本着色不動明王両童子像

1幅

 

東五反田

1-2-29

 宝塔寺  岩の上に斜め右向きに坐り両眼を大きく見開き、右手に宝剣、左手に羂索を持った不動明王と、向かって右に衿羯羅童子、左に制た迦童子を描いた図。室町時代に土佐派の絵師が描いたとされる。 見学不可
 

彫刻

第3号

 

昭和56年

2月12日

 

木造聖観世音菩薩立像

1躯

 

東五反田

1-2-29

 宝塔寺  左手で蓮華の入った華瓶を持って立つ姿の高さ84.1cmの像。本像は、一本の素材を竪に割って荒彫りし、像の内部を削り取ってからはぎ合わせる割矧ぎの造像法による。平安時代末期頃の作とされる。  見学不可 

古文書

第3号

 

平成2年

3月13日

 

雉子神社文書

8点 

 

東五反田

1-2-33

 雉子神社  神事に際して風折烏帽子と狩衣の着用を許可した神道裁許状や、上大崎村の日待年行事当番が所持し、書き継いだ文化9(1812)年から明治4(1841)年までの会計記録である「年行事留帳」などの史料。 見学不可 
 

古文書

第12号

 

平成18年

4月25日

 

松原家文書

252点 

 

 

大井6-11-1
品川歴史館

 品川区  旧居木橋村の名主松原家に伝来する幕末から昭和42(1967)年にかけての文書。近世の名主の役割や明治期の農林業の記録など多岐にわたり、地域の歴史を知るうえで貴重。 品川歴史館
現在展示なし
 

古文書 

第15号

 

平成26年

3月25日

 

下大崎村名主島田家文書 附、写真及びガラス乾板

 8点

2点及び

  3点 

 大井6-11-1
品川歴史館
  品川区  旧下大崎村の名主島田家に伝来する江戸時代から近代の文書8点。享和3(1803)年「御用留」帳には江戸城へのさまざまな上納品が記録され、当時の支配関係を知ることができる。附として指定された写真2枚は親族集合写真、ガラス乾板3枚の被写体は建物であるが、特定には至っていない。 品川歴史館
現在展示なし 
 

古文書 

第16号

 

平成28年

3月29日

 

上大崎村名主竹内家文書

70点

 大井6-11-1
品川歴史館
 品川区  18世紀以後上大崎村の名主役を務めた竹内家に旧蔵されていた文書70点。宗門改帳や五人組帳のほか、東海道品川宿助郷役負担の記録などが含まれ、上大崎村をはじめ品川領の様相を知る上で重要な資料群。 品川歴史館
現在展示なし
 

歴史資料

第3号

 

平成16年

3月23日

文政十一年銘道標(2)

1基

 

西品川

1-6-23

 -  貴船神社に残る道標(史跡第2号)と同時期に造立されたもの。高さ1m7cmの道標で、背面の銘に刻まれた旧居木橋村の名主の松原氏が、文政11(1828)年に造立した。品川宿から居木橋村に入ってすぐの分かれ道(妙光寺手前の分岐点)にあったと推定される。 見学可 
 

有形民俗

第7号

 

昭和55年

3月11日

 

宝塔寺石造庚申供養塔

 2基

 

東五反田

1-2-29

 宝塔寺  寛文8(1668)年に造立の板碑型と、寛文12年に造立の笠塔婆型の2基。両基とも碑面に「南無青面金剛守護所」とあり、三猿の下に旧大崎村の住民と思われる施主の名が刻まれている。元は隣の雉子神社に建てられていた。 見学可
 

有形民俗

第8号

 

昭和55年

3月11日

 

徳蔵寺石造庚申供養塔群

 5基

 

西五反田

3-5-15

 徳蔵寺  一番大きい塔は、寛永12(1635)年の造立で板碑型、庚申塔では品川区内最古。他の4基は、延宝5(1677)年から元禄2(1689)年の造立で笠塔婆型2基、駒型2基。上大崎村の庚申講中が谷山橋の傍らに建てたが、現在地に移設された。  見学可
 

有形民俗

第9号

 

昭和55年

3月11日

 

日本諸国社号等標石群

43基 

 

西五反田

3-5-15

 徳蔵寺  43個の自然石の一つひとつに、諸国一宮の社号と造立者の名が刻まれている。六十六部廻国供養の思想に基づいて造られた。徳蔵寺檀徒の多かった上大崎村・居木橋村・大崎村・谷山村の住民の名も見える。  見学可
 

有形民俗

第10号

 

昭和55年

3月11日

 

安楽寺供養塔群 

8基

 

西五反田

5-6-8

 安楽寺  寛文9(1669)年から寛政11(1799)年に造立の庚申供養塔5基、寛文10年造立の題目供養塔、廷宝年間(1673~81)造立の馬頭観世音供養塔、大正10(1921)年造立の馬頭観世音道標で、周辺の村々の人が造立したもの。 見学可
 

有形民俗

第11号

 

昭和55年

3月11日

 

安養院石造念仏供養塔

1基

 

西五反田

4-12-1

 安養院  延宝3(1675)年に造立された高さ3m64cmの大型の笠塔婆型の供養塔。正面に大きく「南無阿弥陀仏」と刻まれている。江戸時代初期に、庚申講の人々が僧侶の指導のもとで造立。 見学可 
 

有形民俗

第14号

 

昭和57年

2月10日

 

宝塔寺板木

26枚

 

東五反田

1-2-29

 宝塔寺  内訳は、お札板木5枚、御供米袋板木2枚、おみくじ板木17枚、富興行取極書板木2枚。文化7(1810)年制作のおみくじ板木は、一番から百番までの札がすべてそろう。周辺の庶民信仰や娯楽の状況を示すものとして貴重。 見学不可 
 

有形民俗

第18号

 

昭和62年

3月24日

 

徳蔵寺双盤念仏用具

1式

 

西五反田

3-5-15

 徳蔵寺  双盤講の人々が寺の本堂に集まり、念仏を唱え、美声を競った十夜会(昭和初め頃まで行われていた)に使った双盤鉦4面とその台柱、太鼓一張。弘化4(1847)年の銘がある。これらの用具一式が残っているのは珍しい。  見学不可
 

有形民俗

第25号

 

平成2年

3月13日

 

雉子神社祭礼幟

2旒

 

 東五反田

1-2-33

 雉子神社  木綿布の中央に大きく社号、右側に年月、左側に筆者の署名を小さく黒字で、上方に注連縄を藍・茶など複数の色で染めぬいている。享和3(1803)年に大崎3か村(上大崎・下大崎・谷山)の氏子が寄進したもの。  見学不可
 

有形民俗

第28号

 

平成17年

4月26日

 

西品川三丁目石造庚申供養塔

1基

 

西品川

3-11

町会管理   延享4(1747)年造立の駒型の供養塔。正面に青面金剛像と二鶏・邪鬼・三猿、左右側面それぞれに3人の奉納者名が刻まれている。傍らには供養塔御堂再建を記念した昭和8(1933)年の「記念碑」が建つ。  見学可
 

史跡

第2号

 

昭和53年

11月22日

 

文政十一年銘道標

1基

 

西品川

3-16-31

 

 貴船神社  高さ約1m5cmの道標で、観世音菩薩を示す梵字が刻まれている。背面に刻まれた居木橋村の名主の松原氏が、文政11(1828)年に造立。居木橋村と品川宿枝郷三ツ木との境にあったものと推定される。  見学可

史跡

第3号

昭和53年

11月22日

大正六年銘道標

西品川

3-16

区管理 高さ1メートルほどの角柱型の道標で、四面に、マエオホヰ道・マエヘビクボ道・マエキリガヤ道・マエオホサキテイシャバ道と刻まれている。大正6年(1917)に建てられた比較的新しい道標。 見学可
 

天然記念物

第5号

 

昭和53年

2月14日

 

雉子神社のイチョウ

1本

 

東五反田

1-2-33

 

 雉子神社  幹周り約4m、樹高約18m、推定樹齢約150~200年。桜田通りに面して立ち、周辺の景観の中で目を引く巨木。  見学可
 

天然記念物

第6号

 

昭和53年

2月14日

 

清泉女子大学のフウ

1本

 

 東五反田

3-16-21

 

 清泉女子大学  マンサク科の落葉の高木で、外来樹の台湾フウ。幹周り約3m20cm、樹高約15m、推定樹齢約200年。眺望のすぐれた庭園の中にそびえ、整然とした姿で景観を一層引き立てている。  見学不可
 

天然記念物

第17号

 

昭和53年

2月14日

 

清岸寺のサクラ

1本

 

上大崎

1-5-15  

 清岸寺  祐天上人(1637~1718)の手植えの桜と伝えられ、清岸寺創立の寛文元(1661)年頃に植えられたと推定される。幹周り約3m10cm、樹高約6m。平成23年に行われた品種鑑定の結果、新品種と判断された。  見学可
 

天然記念物

第21号

第22号

 

昭和53年

2月14日

誕生八幡神社のイチョウ(1)誕生八幡神社のイチョウ(2)  

上大崎

2-13-36

誕生八幡神社  道路の拡張に伴い計三度の移植が行われた。向かって右側(1)は、幹周り約3m30cm、樹高約14m50cm、左側(2)は、幹周り約2m80cm、樹高約11m50cm、推定樹齢はいずれも約250~300年。   見学可

 

   

お問い合わせ

庶務課文化財係
電話:03-5742-6839(直)
FAX:03-5742-6890