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安養院石造念仏供養塔
更新日:令和6年12月3日
安養院石造念仏供養塔 | |
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種別 | 有形民俗文化財 |
指定番号 | 第十一号 |
所在地 | 西五反田4-12-1 安養院 |
指定年月日 | 昭和55年3月11日 |
見学 | 可 |
詳細 | 天台宗安養院境内に建つ石造念仏供養塔は、総高三六四・〇センチメートルに及ぶ大型のもので、笠幅一四三・〇、搭身高一六八・〇、幅六三・五台石高四ニ・〇台石幅九〇・五センチメートルの、均整のとれた笠塔婆型の姿をしている。 正面に大きく「南無阿弥陀佛」と刻み、背面に「三界萬霊 萬日 廻向 延宝三乙卯年 十月十五日 願主木食 唱鉄空誉 敬白」とあり、延宝三年(一六七五)に、木食唱鉄の発願で造立されたことが示されている。 塔身左側面には、「光明遍照十方世界 念仏衆生摂取不捨」の光明真言の文字が刻まれ、その中間に庚申講中の刻字があることから、この塔は江戸時代初期に庚申講中の人々が、僧侶の指導のもとで造立した念仏供養塔であり、その意味で珍しい型式のものであると共に、民間信仰の様相を伝えるものでもある。 |
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