清泉女子大学のフウ

更新日:令和6年12月3日

清泉女子大学のフウ
 
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種別  天然記念物  
指定番号  第六号
所在地  東五反田3-16-21 清泉女子大学
指定年月日  昭和53年2月14日
見学  不可
詳細  幹周り三・ニ、樹高一五・〇メートル、推定樹齢約百五十年~二百年である。
 清泉女子大学の敷地は、仙台藩伊達家下屋敷跡で、明治以降は島津家の邸宅となり、戦後、同女子大学の校地となった。本樹は、仙台藩当時には存在していないので、島津家が庭園を整備した際に、移植したものと考えられる。眺望のすぐれた庭園の景観を、ひときわ引き立てている。整然とした樹容は美しく、樹勢も旺盛であり、この種の樹木のうちでは代表的な大樹である。
 本樹は、外来樹の台湾フウであり、その個体数もきわめて少なく、都内においては、皇居及び明治神宮等に存在することが知られているだけで、これほどの大樹は貴重である。
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