上大崎村名主竹内家文書

更新日:令和6年12月3日

上大崎村名主竹内家文書
              
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種別  有形文化財(古文書)  
指定番号  第十六号
所在地  大井6-11-1 品川歴史館
指定年月日  平成26年3月25日
見学  品川歴史館現在展示無し
詳細  武蔵国荏原郡品川領上大崎村の近世地方文書で、十八世紀以後同村名主役を務めた竹内家に伝来した文書である。
 文書の年代は、享保四年(一七一九)から明治三十七年(一九〇四)に至る。史料群の一部は失われているものの、竪帳六十九冊・横帳一冊の計七〇冊が残り、十八世紀以降の基本史料がおおむね揃っている。
 主な内訳は、宗門改帳や五人組帳のほか、将軍御成や日光山輪王寺万部読経法会における東海道品川宿助郷役負担、大井村石積護岸修復への人足動員記録、三田用水由来書、鷹場関係文書、東海寺火消人足関係文書などであり、品川領や上大崎村の様相を知る上で重要な史料群である。 
 上大崎村の地方文書は、東京都公文書館所蔵の「荏原町役場引継文書」や、東京大学法学部法制史資料室所蔵のものが知られていたが、これらはいずれも部分的なものであった。本文書は、これら外部機関所蔵史料とともに品川区域における近世文書のこれまでの欠を埋めるものとして重要なものである。
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