品川歴史館では、2月16日（土）から、品川区政60周年を記念して企画展「品川おもかげ探し―写真と資料でふり返るなつかしい品川―」を開催します。

これは、明治・大正・昭和にかけての、まちの様子、ひとびとの生活の姿などを紹介するものです。区民からの寄贈写真や自宅に眠っていた当時の生活をしのばせるグッズなどを展示します。品川区と品川歴史館が所蔵する写真などとともに、なつかしい品川を紹介します。

貴重な写真も多く、明治末の「鈴ケ森付近」、大正期の「現在の中延商店街の辺り」、昭和28年の「大井町駅周辺」パノラマ写真、など多数あり、今は無き品川の名所である大井三ツ又時代屋や映画館・植物園の写真もあります。戦争の焼け跡や占領の時代の資料として、五反田の闇市で使われた焼き芋焼き器、占領下に日本で作られたゼンマイおもちゃ、中原街道に建てられた「ルート1号標識」などがあります。またなつかしい品川グッズ大集合とし、記念のうちわ、手ぬぐい、かるたなどがあり、大人から子どもまで楽しめます。

また、その当時、話題やブームとなった、美智子様ご成婚、東京オリンピック、3億円事件、万博、パンダブームなどの展示は、区民でなくても当時に思いを馳せることができます。今回の企画展では写真110点、資料150点が展示されます。是非お越しください。

～品川歴史館企画展「品川おもかげ探し」～
開催場所：品川歴史館（大井6-11-1）（電話3777-4060）
　開催期間：平成20年2月16日（土）～4月13日（日）
　開館時間：9:00～17:00（入館は16:30まで）
　休館日　：月曜日
　観覧料　：一般100円、小中学生50円（20人以上の団体は2割引）
　　　　　　※区立小中学生、70歳以上、障害のある方は無料